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生物多様性セミナー 2006年3月

ため池の利用管理の変化と生物多様性

高村典子(多様性機能研究チーム)


 この5年間、私は主にため池の生物多様性の減少機構の解明に関する調査と釧路湿 原達古武沼の自然再生に関する調査研究を行った。生物多様性研究プロジェクトは 2001年から5年計画でスタートしたが、2002年には新・生物多様性国家戦略が制定さ れ、2003年に自然再生推進法、2005年に外来生物法が次々と施行され、その時々に社 会的ニーズにも対応しながら過ごした5年間だった。研究をスタートした時点では、 ため池の認知も低かったが、新・生物多様性国家戦略ではunder-useが生物多様性の 3つの危機の一つとしてきちんと位置づけられた。順序は逆になるが、改めてため池 という場のおかれている現状について述べる。また、湖沼の再生の困難さにも触れ る。