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生物多様性セミナー 2006年1月

国内における淡水魚分布の現状と環境問題との関わりW 最終章 5つの魚たち

高村健二(生物個体群研究チーム)


 日本列島の淡水魚は、アジア大陸・環太平洋の南北域からの多様な魚種の移入と列島の複雑な地史的変遷とによって固有の種類相が形成されてきた。近年の環境変遷により、在来魚の絶滅から外来魚の定着まで多岐にわたる変化が生じている。本発表では、多様性プロジェクト期間に研究対象としてきた5種の魚類を材料にこれらの変化の特徴と淡水魚に対する多様性研究の今後の展望について概観してみたい。