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生物多様性セミナー 2004年7月

遺伝子組換え作物を取り巻く現状と課題

玉置雅紀(分子生態影響評価研究チーム)


遺伝子組換え植物(作物)の栽培・使用について内包される問題の多くは以下の 2点について集約される。すなわち、

  1. 遺伝子組換え作物は食品として安全であるかどうか?
  2. 遺伝子組換え植物の栽培過程において、組換え遺伝子の生態系への進入に よる遺伝子レベルでの生態系撹乱の心配はないのか?
である。

今回のセミナーでは主に、ISAAA(国際アグリバイオ事業団)が出した2003年 の世界における遺伝子組換え作物の栽培状況について解説を行い、今 後我々のプロジェクトで遺伝子組換え植物の問題を扱う際にどのような視点で 行っていけばよいのかについての議論をしたいと考えている。また、これまでに (1)シロイヌナズナを用いた組換え遺伝子の移行調査(2)DNAアレイ法を用 いた遺伝子組換え体の解析について、前回までの研究から進んだ部分についても 話したいと思う。