セミナーのトップページへ
生物多様性セミナー 2004年12月

環境研HP上公開準備中の侵入6生物データベースの紹介

高村健二 (生物個体群研究チーム)


侵入種の予防・制御に役立てるために、日本国内への侵入種に関するデー タベースを作成した。データベース掲載対象種として、哺乳類35種・鳥類39種・ 爬虫類19種・両生類13種・魚類94種・昆虫34種・その他の無脊椎動物3種・維管 束植物100種、合計337種(亜種を含む)を選定した。各種の記載項目は以下の通 りである。和名・学名・英名・科名・原産地と分布・侵入年代・侵入経路・日本 国内の分布状況・形態的特性・生態的特性・遺伝的特性・影響と対策・すでに実 行されている法的規制・備考・参考文献。この他に、写真と県別分布図が掲載さ れた。データベース作成にはアクセス2000((株)マイクロソフト)を用いた。本 データベースにより侵入の現状や生態学的特性等が把握されれば、すでに定着し た、またはこれから定着のおそれのある移入種による影響を評価するための材料 となる。また新たな侵入の防止についても、本データベースによって侵入源の監 視、侵入経路の遮断などの対策に役立つことが期待される。現在、環境研ホーム ページ上で公開するために最終的な体裁・内容の検討を行なっているが、セミ ナーでも紹介して、公開前及び公開後に改良すべき点についてご意見を頂きた い。