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生物多様性セミナー 2001年5月

生物多様性研究のなかで微生物屋は何をするか -方向付け-

内山裕夫 (分子生態影響評価研究チーム)


生物多様性プロジェクトの中で遂行されるべき微生物研究には、(1)「環境導入微 生物」の作成とその挙動解明、(2)「受け入れ側である土着微生物群集」の多様性 解明と導入による変動解析、の二つに側面が考えられるが、(2)に関して、そもそも 微生物を導入しなければならない環境に保全すべき多様性は存在するのか? 何のために微生物多様性研究を行う?これまでの知見からすると、たとえ保全 すべき「場」があったとしても、導入微生物によって微生物多様性が破壊されうる 可能性はあり得るのか?等々について研究開始に先立ち整理を行った。

その結果、将来あり得るであろう微生物の開放系利用に際し、行うべきリスク評価に 対処出来る手法の開発を行うことで方向付けを行った。また、上記(1)に関する 研究計画を紹介し、理解を深めた。