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衛星画像を用いた生物多様性の推定手法に関する研究(令和 4年度)
Research on methods for estimating biodiversity using satellite imagery

研究課題コード
2222LA001
開始/終了年度
2022~2022年
キーワード(日本語)
衛星リモートセンシング,森林生態系,カーボンクレジット
キーワード(英語)
satellite remote sensing,forest ecosystems,carbon credits

研究概要

企業が自社で排出削減できない温室効果ガスをオフセットするための仕組みとしてカーボンクレジット制度が利用されている。森林のモニタリングは一般にコストが高く、またプロジェクトがなかった場合に想定される温室効果ガス排出の参照レベルの設定が難しいことから、森林由来のカーボンクレジットでは森林プロジェクトによる二酸化炭素吸収量ないし排出削減量の評価が難しいという問題がある。本研究では、低コストで高精度な森林モニタリングを実現しカーボンクレジット制度の実効性向上に資する技術に関する研究開発を行う。

研究の性格

  • 主たるもの:技術開発・評価
  • 従たるもの:応用科学研究

全体計画

衛星リモートセンシングによる森林バイオマスの推定、樹種分類、生物多様性の推定に関する研究を実施する。

今年度の研究概要

衛星リモートセンシングデータを用いたアロメトリー式に基づくバイオマスの推定法を定式化し、検証する。ハイパースペクトル画像を用いた樹種分類アルゴリズムや生物多様性の推定手法について検討を行う。関連する実地調査の設計およびデータの収集を行う。

外部との連携

株式会社sustainacraftとの共同研究

課題代表者

深谷 肇一

  • 生物多様性領域
    生物多様性評価・予測研究室
  • 主任研究員
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担当者