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生物多様性の統合評価および保全ツール開発(平成 29年度)
Integrated evaluation of biodiversity and the development of tools for conservation planning

予算区分
AA 課題解決型
研究課題コード
1620AA034
開始/終了年度
2016~2020年
キーワード(日本語)
生物多様性,保全優先度,生態系サービス,統合評価,絶滅リスク
キーワード(英語)
biodiversity, conservation priority, ecosystem services, integrated evaluation, extinction risk

研究概要

生物多様性の効果的な保全と、生態系サービスの持続可能な利用を両立させ、自然共生型の社会を実現するには、個別保全策のトレードオフ・相乗効果や、コスト・ベネフィットを考慮した施策の立案が必要となる。そのためには、生物多様性・生態系サービスのさまざまな側面を評価する指標の開発と、これにもとづくデザインツールが必要となる。
本課題では、生物多様性・生態系サービスに関連する基盤情報として、生物の分布情報・生態特性・土地利用等のデータの整備・データベース化及び生物多様性・生態系サービスの評価指標の整理を行い、多面的な評価指標と保全対策の効果・コストを考慮した保全エフォートの配分・配置デザインを支援するツールを開発する。
前半では、対策実施対地象の配置デザインを支援するツールの開発と一般向け提供を開始するとともに、絶滅危惧生物の生態特性や脅威要因に関するデータベースを整備・公開する。
最終的には、開発したツールを、本研究プログラム内の他の研究課題や外部機関(行政、地方自治、NGO 等)の抱える課題へ適用し、改良ニーズの蓄積と分析手法の高度化及びツール改良を行う。
これらを通じて、生物多様性の保全と生態系サービスの持続的な利用に係わる多様なニーズを総合的・効率的に満たす保全策の探索に貢献する。

今年度の研究概要

複数の評価軸に沿った保全優先度の半定量的な評価にもとづいた保護区の配置デザインを支援するツールについて、パッケージ化と一般向けのユーザーインターフェースの開発をすすめるとともに、具体的なデータを使った利用例を提示する。
また、絶滅危惧生物の生態特性および維管束植物の遺伝的多様性に関するデータベースの整備を継続する。
自然共生研究プログラムの各課題から期待される成果について、とくに広域でマッピングされるものにつき、それらの重ね合わせ・組み合わせによる生物多様性の現状・将来予測の統合的な可視化と評価の方法を検討する。

課題代表者

竹中 明夫

  • 生物・生態系環境研究センター
    竹中上級主席研究員室
  • 上級主席研究員
  • 理学博士
  • 生物学
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担当者