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地球温暖化問題の費用負担論−公正で実効的な制度構築をめざして(平成 21年度)
Cost-sharing in the climate change problem: towards an equitable and effective institution development

予算区分
CD 文科-科研費
研究課題コード
0911CD010
開始/終了年度
2009~2011年
キーワード(日本語)
地球温暖化,国際制度,公正,効果的,費用
キーワード(英語)
global warming, international institution, equity, effectiveness, cost

研究概要

本研究は、(1)地球温暖化問題の特質をふまえ、温暖化問題に関連して生じる様々な費用(温暖化対策費用、温暖化の悪影響への適応費用、温暖化起因の損害補償費用など)を誰がいかなる原則に基づいて負担すべきかを理論的に検討し、(2)現実の国際・国内制度が費用負担をいかに制度化しているかを実証的に検討する。そして、これらの理論的・実証的検討に基づいて、温暖化問題の費用負担に関する包括的な理論の構築とともに、公正な費用と責任の負担配分を実現し、公正で実効的な温暖化防止の国際制度と国内制度のあり方を探求することをその目的とする。

研究の性格

  • 主たるもの:政策研究
  • 従たるもの:

全体計画

本研究は、環境コストの費用負担、温暖化防止の国際制度、国内制度における費用負担の制度化に関する先行研究の検討、および、温暖化問題の費用負担論の構築と費用負担論に基づく制度化を展望した検討課題の同定・抽出、の2段階で構成される。特に費用に関しては、複数の費用概念が想定されるが、その他に関連する費用があるか検討の上、研究に含めて全体の制度評価を行う。

今年度の研究概要

平成21年度は、まず、(i)環境コストの費用負担に関する先行研究と(ii)温暖化防止の国際制度、国内制度における費用負担の制度化に関する先行研究を検討し、先行研究の到達点を明らかにし、温暖化問題の費用負担論の構築と費用負担論に基づく制度化を展望した検討課題を同定し抽出する。その際、温暖化問題に関連して生じる費用を同定し、分類を試みる。現時点で同定されると思われるのは、以下の3つの費用、?温暖化対策費用、?温暖化の悪影響への適応費用、?温暖化起因の損害補償費用である。その他に関連する費用があるか検討の上、検討対象に追加する可能性がある。

備考

研究代表者:高村ゆかり(龍谷大学法学部)

課題代表者

亀山 康子

  • 社会環境システム研究センター
  • 副センター長
  • 博士(学術)
  • 政策学,政治学
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