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PHA系バイオプラスチックライフサイクル実証と用途展開システム解析事業委託業務-低品質な廃食用油の有効利用技術及び回収システムの開発(令和 5年度)
Development of effective utilization technology and recovery system for low-quality waste cooking oil

研究課題コード
2323MA001
開始/終了年度
2023~2023年
キーワード(日本語)
グリーストラップ,廃油脂,生分解性プラスチック
キーワード(英語)
grease trap,waste oil, fat and grease,biodegradable plastic

研究概要

PHBH原料の廃食用油に替わる原料としてグリーストラップ油を対象として、それらの回収・分離方法が油脂の分離効率、分離後の物理化学的性状に及ぼす影響及びその性状がPHBH製造に及ぼす影響をそれぞれ把握し、PHBH製造に提供する水準を満たす油脂の性状及び適切な回収・分離方法を明らかにすることを目指す。

研究の性格

  • 主たるもの:技術開発・評価
  • 従たるもの:

全体計画

安定したPHBHプラスチックの生産を可能とするために、飲食店から排出されるグリーストラップ油泥の品質管理を念頭においた阻集器の管理方法の検証及び食品工場排水からのグリーストラップ油泥の回収可能性の検討、またこれらを踏まえてグリーストラップ油泥の効果的・効率的な回収システムの検討を行う。

今年度の研究概要

飲食店等の低品質廃油脂の排出源における使用洗剤や排水特性が油脂の酸価値に対して及ぼす影響を調査し、酸価の上昇を抑制する対策を提案する。また、大規模な均質的な廃油脂の調達先として、食品工場等から排出されるグリストラップ油脂の性状を調査し、PHBH生産への適正を評価する。

外部との連携

京都高度技術研究所、三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株)、(株)カネカ、(株)KRI、

関連する研究課題

課題代表者

小林 拓朗

  • 資源循環領域
    資源循環基盤技術研究室
  • 主幹研究員
  • 博士 (工学)
  • 土木工学,生物工学
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担当者