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地下氷コア解析によるアラスカ永久凍土域の環境動態解明(平成 29年度)
Reconstruction of environmental change using permafrost samples from Alaskan Arctic by ice core analytical techniques

予算区分
CD 文科-科研費
研究課題コード
1718CD003
開始/終了年度
2017~2018年
キーワード(日本語)
永久凍土,アラスカ北極,放射性炭素,加速器質量分析
キーワード(英語)
permafrost,Alaskan Arctic,radiocarbon,Accelerator mass spectrometry

研究概要

北極圏永久凍土地帯には、エドマと呼ばれる極端に含氷率の高い堆積層が、地表部分に広域にわたって発達している。エドマ研究の重要性は以下の二点に要約される。1:温暖化によってエドマの融解が進行することで、その内部に保持されているメタンガスが大気中に放出され、地球規模の温暖化を加速させる恐れがある。2:氷河・氷床が発達していないアラスカ・シベリア地域における、アイスコアに代わる(古)環境プロキシとしてのポテンシャルを秘めている。永久凍土の融解が引き起こす今後の環境変化を予測し、エドマ試料から抽出した古気候情報を正確に解読したりするためには、先ずエドマ層の基本的な性状や由来を理解する必要がある。しかしながら、エドマの主要構成要素にも関わらず、地下氷の構造に関する研究は、その他の堆積物(土壌)に対する調査に比べて限定的である。

研究の性格

  • 主たるもの:基礎科学研究
  • 従たるもの:応用科学研究

全体計画

本研究では、エドマ氷の精密な物性・構造解析とともに永久凍土中有機炭素の同位体分析を行い、エドマ層を用いた古環境研究の可能性を探ることをめざす。今年度は、永久凍土の層別の全有機炭素量の計測を行う。来年度は、有機炭素の年代測定を行う。

今年度の研究概要

今年度は、北極アラスカツンドラ地帯において採取した凍土コア試料について分析を行う。

外部との連携

北見工業大学、アラスカ大学、国立極地研究所、弘前大学

関連する研究課題

課題代表者

内田 昌男

  • 環境計測研究センター
    動態化学研究室
  • 主任研究員
  • 博士(農学)
  • 化学,地学,理学
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