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希少種の繁殖に利用可能な希少種由来iPS細胞の開発(平成 25年度)
Development of endangered species iPS cells for reproduction

予算区分
AN 新発想
研究課題コード
1313AN002
開始/終了年度
2013~2013年
キーワード(日本語)
絶滅危惧種,iPS細胞
キーワード(英語)
endangered species, iPS cell

研究概要

繊維芽細胞由来のiPS細胞から生殖細胞を分化させることが可能になった。しかし、通常はiPS細胞化にウイルスベクターを使用するため、iPS細胞由来の希少種が生まれても、遺伝子組換動物と区分され野外へ放逐できない。本研究ではゲノムを改変しないiPS細胞化を希少種の繊維芽細胞を対象に試み、真に希少種の繁殖に利用可能なiPS細胞化の手法開発を行う。

研究の性格

  • 主たるもの:技術開発・評価
  • 従たるもの:モニタリング・研究基盤整備

全体計画

研究対象はホオアカトキ(Geronticus eremita)(IUCN Redlist分類CR)の繊維芽細胞とする。この細胞を対象にウイルスベクターでiPS細胞化を試みる。次に化学物質や電気刺激でiPS細胞化用のリプログラミング遺伝子をホオアカトキの培養細胞に導入し一過的に発現させ、iPS細胞化を試みる。この際、ウイルスベクター使用時と同等のiPS細胞変換効率になるように遺伝子導入の条件等の検討を行う。

今年度の研究概要

(1)ウイルスベクターを利用した場合のiPS細胞変換効率の検討
ウズラ細胞でiPS細胞作製に利用されているプロトコールをホオアカトキの細胞へ応用しiPS細胞変換効率を調べる。この研究は筑波大学で実施する。
(2)一過的発現によるiPS細胞変換効率の検討
リプログラミング遺伝子をリポフェクションや電気刺激などによって繊維芽細胞へ導入し、リプログラミング遺伝子を一過的に発現させた場合のiPS細胞変換効率を検討する。
(3)ウイルスベクターを利用した場合と同等のiPS細胞変換効率になるよう2)について条件検討を行う。

外部との連携

共同研究者:浅野敦之(筑波大学)、福田智一(東北大学)

関連する研究課題

課題代表者

大沼 学

  • 生物・生態系環境研究センター
    生態リスク評価・対策研究室
  • 主任研究員
  • 博士(獣医学)
  • 獣医学,生物学
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