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初めて東京湾に出現した有害植物プランクトンChattonella marinaの定着と拡散経路の解析(平成 21年度)
Analysis of settlement and pathway of harmful phytoplankton Chattonella marina first occurring in Tokyo Bay

予算区分
AF 奨励
研究課題コード
0909AF005
開始/終了年度
2009~2009年
キーワード(日本語)
シャットネラ,マイクロサテライトマーカー,東京湾,有害植物プランクトン
キーワード(英語)
Chattonella, microsatellite marker, Tokyo Bay, Harmful phytoplankton

研究概要

Chattonellaは西日本で赤潮を形成し、養殖漁業に甚大な被害を及ぼしてきた。日本におけるC. marinaの生息は若狭湾−三河湾以西でのみ確認されているが、我々の調査で2008年8月にはじめて東京湾で生息を確認した。東京湾集団は元々存在していたのか、人為的移動や温暖化の影響で顕在化したのか、を明らかにする必要がある。本研究では、東京湾のC. marinaの定着状況の把握と拡散経路を明らかにすることを目標とする。

研究の性格

  • 主たるもの:基礎科学研究
  • 従たるもの:モニタリング・研究基盤整備

全体計画

東京湾のChattonella marina集団の定着状況を把握するために、東京湾全域において、港湾底堆積物中のシストの分布と存在量を調査する。また定着と拡散経路について解析するために、マイクロサテライト等のDNAマーカーを用いて、東京湾集団の遺伝子型を決定し、他の地域集団との集団遺伝学的な比較解析から、集団間の類縁関係に基づく拡散経路を推定する。

今年度の研究概要

各調査地で収集した環境試料からDNAを抽出し、リアルタイムPCRを用いた解析から、本種の検出と細胞数の推定を行うとともに、培養株を確立して、DNAマーカーによる遺伝的多様性解析を行う。

関連する研究課題
  • 0 : その他の研究活動

課題代表者

河地 正伸

  • 生物・生態系環境研究センター
    生物多様性資源保全研究推進室
  • 室長
  • 博士(理学)
  • 生物学
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