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リデュース・リユースの分析・評価手法の体系化とその適用研究(平成 21年度)
Development and application of analysis and evaluation for waste reduction and Reuse

予算区分
BE 環境-循環型社会
研究課題コード
0810BE001
開始/終了年度
2008~2010年
キーワード(日本語)
リデュース,リユース,買替
キーワード(英語)
waste reduction, reuse, replacement

研究概要

 循環型社会の形成においてはリデュース・リユースが重要であるが、いまだ十分進んでおらず、その研究すら十分行われていない状況にある。その背景には、これらの分析・評価手法が未確立という問題がある。一方、リデュース・リユースといえども必ずしも地球温暖化ガスの排出削減になるとは限らず、循環型社会と低炭素社会の両立の観点からは、これらを調和させるための分析・評価手法も必要である。
 そこで本研究では、リデュース・リユース対策を対象に、その分析・評価手法のレビューと体系化を行うとともに、その適用研究として、エネルギー消費型耐久消費財の長期使用・早期買替を判断するための意思決定支援手法を開発する。

研究の性格

  • 主たるもの:政策研究
  • 従たるもの:

全体計画

 リデュース・リユースにかかる分析・評価手法の体系化においては、既存研究のレビューを行い、リデュース・リユースに関する分析・評価手法を抽出・整理するとともに、生産・消費統計、POS・消費者モニターデータ、行動調査・ごみ組成調査データ、ごみ量統計等のデータに基づく評価指標をマテリアルフローと行動の観点から関係づけることを試みる。
 また、エネルギー消費型耐久消費財の長期使用・早期買替の意思決定支援手法の開発においては、プラント設計における操作線の考え方をLCAに応用し、早期買替と長期使用における事前LCA評価の枠組みを構築する。具体的には、例えば、縦軸に使用時のエネルギー削減率、横軸に使用時のエネルギーによる環境負荷が全環境負荷に占める割合をとり、ある特定の買替条件における等環境負荷曲線を描き、得られた線図から消費者が買替の意思決定を行う枠組みを確立する。またそのために既存の文献・資料を収集・評価し、冷蔵庫、エアコン、乗用車など複数の耐久消費財の環境影響インベントリーデータを整理する。

今年度の研究概要

 リデュース・リユース対策の分析・評価手法の体系化については、既存研究をレビューし、これら研究の基本的事項として定義・データ問題や方法論問題などを整理する。
 またエネルギー消費型耐久消費財の長期使用・早期買替の意思決定支援手法の開発においては、前年度に得られたLCIデータを用いて、省エネ型製品への早期買替についての評価結果を示すとともに、大型製品など製品種の異なる買替についての評価を行う。特に、ブラウン管テレビから液晶テレビというように大きなモデルチェンジが行われた際の検討を行う。

備考

研究代表者:山川 肇准教授(京都府立大学生命環境科学研究科)

共同研究者:本下 晶晴研究員((独)産業技術総合研究所・安全科学研究部門)

課題代表者

田崎 智宏

  • 資源循環・廃棄物研究センター
    循環型社会システム研究室
  • 室長
  • 博士 (学術)
  • システム工学,政策学,工学
portrait

担当者

  • 橋本 征二