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次世代大気モニタリングネットワーク用多波長高スペクトル分解ライダーの開発(平成 21年度)
Development of multi-wavelength high-spectral-resolution lidar for the next-generation atmospheric monitoring network

予算区分
BD 環境-環境技術
研究課題コード
0810BD002
開始/終了年度
2008~2010年
キーワード(日本語)
ライダー,エアロゾル,大気汚染粒子,ダスト
キーワード(英語)
lidar, aerosol, particulate air pollution, dust

研究概要

大気浮遊微粒子(エアロゾル)の大気環境への影響(大気汚染や健康被害)を評価する上で、エアロゾルの種類(硫酸塩、煤、黄砂等)を同定しそれらの性質(濃度、サイズや光学特性)や動態(生成、輸送、消失過程)を把握することは不可欠である。本研究では、エアロゾル種を同定しかつそれらの濃度・動態・性質を精緻観測する次世代のエアロゾルモニタリングネットワークの構築を主眼とし、定量測定と昼夜自動連続運転を両立させた地上ネットワーク用の小型の多波長高スペクトル分解ライダーの開発を行う。

研究の性格

  • 主たるもの:技術開発・評価
  • 従たるもの:応用科学研究

全体計画

高スペクトル分解ライダー(HSRL)技術に基づき、Nd:YAGレーザーから得られる3波長(1064nm, 532nm, 355nm)を用いて、2波長(532nm, 355nm)の消散係数、3波長の後方散乱係数および2波長(1064nm, 532nm)の偏光解消度を測定する小型の昼夜自動連続観測可能なライダーシステムを構築する。年次毎の開発計画は以下となる。[20年度]波長532nmのHSRL技術を用いて、同波長での消散係数と後方散乱係数を測定するシステムを構築する。また、2波長での偏光解消度の測定および波長1064nmでの後方散乱測定システムも合わせて構築する。自動連続測定の実現のために、レーザーとヨウ素吸収フィルターの波長自動同調システムを構築する。[21年度]波長355nmのHSRL技術を用いて、同波長での消散係数と後方散乱係数を測定するシステムを構築する。自動連続測定の実現のために、レーザーとファブリペロ干渉計の波長自動同調システムを構築する。[22年度]開発したライダーシステムの測定信号の自動データ処理手法の確立および実測を通したライダーシステムの検証を行う。

今年度の研究概要

波長355nmのHSRL技術を用いて、同波長での消散係数と後方散乱係数を測定するシステムを構築する。自動連続測定の実現のために、レーザーとファブリペロ干渉計の波長自動同調システムを構築する(HSRL技術では、狭帯域のレーザーとフィルターを用いて、空気分子からの散乱とエアロゾルからの散乱を分離測定する。本研究では波長355nmの狭帯域フィルターとしてファブリペロ干渉計を用いる)

関連する研究課題
  • 0 : その他の研究活動

課題代表者

西澤 智明

  • 環境計測研究センター
    遠隔計測研究室
  • 室長
  • 理学博士
  • 理学 ,物理学
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担当者