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陸域と海域の物質移動に関わる相互作用の解明(平成 20年度)
The study of the ecological interaction with material transport system between land and ocean

予算区分
BD 環境-環境技術
研究課題コード
0708BD438
開始/終了年度
2007~2008年
キーワード(日本語)
流域生態系,オホーツク海,油汚染,脆弱性評価,GIS
キーワード(英語)
Watershed ecosystem, Ohotsuku sea, Oil Contamination , Vulnerability assessment, GIS

研究概要

流域最下流部に位置する河口部分は,陸域と海域を結ぶ唯一の重要な接点である。そして,沿岸生態系と流域生態系という二つの系の相互作用を基に地域環境を診断する場合,この河口部分の生態系の健全性がとても重要な意味を持つ。
 しかし,河口を含む沿岸域の生態系は海洋汚染や上流の人為開発といった影響に対して非常に脆弱な地域である。さらにこの脆弱性(重要性)は,年間を通して空間的に普遍なものではない。本研究は,北海道のオホーツク沿岸を対象とし,河口部分を含む沿岸域の重要性・脆弱性に対して,物質移動とその季節変化という切り口から情報の集約化と沿岸域の評価を行うことを目的としている。

研究の性格

  • 主たるもの:モニタリング・研究基盤整備
  • 従たるもの:

全体計画

2007年度:北海道地域を対象とした空間情報解析のためのデータベースの構築(水文環境、水質環境、生物生息環境)。さらにオホーツクエリアを対象として現地調査を実施(水温ロガー設置、水質サンプルの取得)
2008年度:現地調査の継続(主にデータロガーの補修および回収)。流域水環境モデルと河川水温推定モデルに関するデータ解析とシステムの開発。成果取りまとめ。

今年度の研究概要

 現地調査結果の最終整理を完結すると共に,解析対象領域を特定流域からオホーツク全域に拡大する。流域水文・水温推定モデルと他のサブテーマの生態評価モデルとの統合する。最終的に,油汚染モニタリングチームとの全体的な成果の取りまとめを進め,生態系系の季節変化を考慮した沿岸域脆弱性評価システムを完成する。

備考

酪農学園大学,環境システム学部,金子正美教授
北海道立地質研究所 海洋地学部,木戸和男,濱田誠一
北海道環境科学研究センター,自然環境部,長雄一
北海道環境科学研究センター,環境保全部,濱田誠一

関連する研究課題
  • : 重点4ー中核3流域生態系における環境影響評価手法の開発
  • : 重点4ーその他アジア自然共生研究プログラムにおけるその他の活動

課題代表者

亀山 哲

  • 生物・生態系環境研究センター
    生態系機能評価研究室
  • 主任研究員
  • 農学博士
  • 生物学,情報学,農学
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