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有害物質除去用ナノ構造認識膜の開発(平成 19年度)
Development of molecular-recognizing polymers for removal of harmful pollutants

予算区分
BY 環境-委託請負
研究課題コード
0307BY577
開始/終了年度
2003~2007年
キーワード(日本語)
分子認識,疑似分子鋳型,分離媒体,有害物質
キーワード(英語)
MOLECULAR RECOGNITION, PSEUDO-MOLECULAR IMPRINT, SEPARATION MEDIA, HARMFUL POLLUTANTS

研究概要

環境ホルモンやアオコ毒のように環境中の濃度が低い物質を測定する場合や環境中の有害物質を除去する場合に、吸着剤を用いた濃縮法が多用されている。しかしながら、現在用いられている吸着剤は標的物質の性質の一部を用いているだけであるために、選択性が低く、測定の妨害となる物質を多量に吸着する。また、有害物質除去では標的物質以外の物質が多量に吸着することによって、吸着剤がすぐに飽和状態になり、結局高価なものになっている。このような状況から、標的物質に対する選択性の高い吸着剤の開発が期待されている。本研究では標的分子の構造と電子状態を利用した選択性の高いナノ構造認識膜や分離媒体を開発し、環境改善や環境研究への実用性を目指す。

研究の性格

  • 主たるもの:技術開発・評価
  • 従たるもの:応用科学研究

全体計画

ビスフェノールA用に開発した「疑似分子鋳型法」を完成させ、他の有害物質用の媒体の開発・量産化技術の開発を行なう(15年度〜18年度)。
 有害物質吸着膜用媒体製造技術の開発を行なう(16年度〜18年度)。
 吸着用媒体のリサイクル化技術の開発(16年度〜19年度)。
 リサイクル化および吸着量検知装置を備えた有害物質除去システムを完成させる(19年度)

今年度の研究概要

個別に開発した技術の完成度を高めるために、?インプリント粒子を含んだ通水性高分子膜の試作とリン酸および硝酸吸着媒体の試作と評価、?環境汚染物質の高感度分析システムの開発と試作、?医薬品代謝物の高感度分析システムの開発、?超臨界を用いたインプリント樹脂のリサイクル条件の確立、?吸着量測定システムの開発、を行い、?環境汚染物質の選択的吸着システムとしての評価を実験室内で行う。

備考

客員研究官:彼谷邦光(東北大学大学院)

関連する研究課題
  • 0 : その他の研究活動(環境研究基盤技術ラボラトリー)

課題代表者

佐野 友春

  • 環境計測研究センター
    基盤計測化学研究室
  • 主任研究員
  • 薬学博士
  • 薬学,化学
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担当者

  • 高木 博夫