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培養細胞を用いた環境の標準評価法の開発と細胞保存バンク(平成 17年度)
Development of new standard environmental assessment using avian culture cells and cryo-banking

予算区分
AD 基盤ラボ
研究課題コード
0510AD944
開始/終了年度
2005~2010年
キーワード(日本語)
一般鳥類, 体細胞, 細胞培養, 細胞バンク, 毒性検定, 化学物質
キーワード(英語)
popular birds, somatic cells, cell culture, cell bank, toxic assessment, chemical agents

研究概要

本研究の目的は環境中の化学物質等が野生生物に与える影響を、野外の生物個体に侵襲を与えない手法を用いて一次評価する研究手法を開発することにある。更に、このために必要となる鳥類細胞を多くの個体から収集・培養して野生個体群を反映しうる遺伝的多様性を持つ細胞保存バンクを構築することによって環境研究の基礎とする。

研究の性格

  • 主たるもの:技術開発・評価
  • 従たるもの:応用科学研究

全体計画

野生鳥類個体を直接使用することなく、環境中の化学物質影響に関する一次評価を行うためには、個体に侵襲を与えることなく収集・保存する大量・多種類の鳥類培養細胞が必要となる。そのために、現時点で収集・保存している絶滅危惧鳥類種の細胞に加えて、一般の野生鳥類種の中から大量に収集可能な種を選定して、多個体から細胞を採取して培養・保存を行う。野生個体群を反映しうる遺伝的多様性を持つ細胞保存バンクを構築することによって、環境中の化学物質等の影響研究のための一時評価系とする。そのためには継続的に一般野生鳥類個体の細胞収集を行って研究目的に継続的に利用可能な細胞バンクとしていく。

今年度の研究概要

本年度は収集・保存にどの程度の人的資源と時間を必要とするのかを検討するために、カワウ、カラス等の一般鳥類種からの採材・培養・細胞凍結保存(及び検疫作業)を行うと共に、毒性検定に必要な鳥類細胞培養液の検討と保存期間に関する検討を行った。この結果を受けて、次年度からは大量に捕獲可能な鳥類種を用いての細胞培養を試みる予定。

課題代表者

桑名 貴

担当者

  • 川嶋 貴治生物・生態系環境研究センター
  • 今里 栄男