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流域の森林土壌が渓流水に溶存するアルミニウムの濃度と形態に与える影響(平成 17年度)
Transport of various forms of dissolved aluminum from forest soil to stream water.

予算区分
AE 経常
研究課題コード
0508AE926
開始/終了年度
2005~2008年
キーワード(日本語)
アルミニウム, 形態別分析, 土壌, 渓流, 有機錯体
キーワード(英語)
Aluminum, speciation, soil, stream, organic complex

研究概要

天然水中のアルミニウムは、Al3+イオンのほか各種の無機・有機錯体として存在するが、その毒性は濃度だけでなく存在形態にも強く依存する。本研究では、渓流水における溶存アルミニウムの濃度・形態と、流域の森林土壌の特性(土壌種と水文過程)の関係を明らかにすることを目的とする。

研究の性格

  • 主たるもの:基礎科学研究
  • 従たるもの:モニタリング・研究基盤整備

全体計画

筑波山の2地点(これまでの研究から、渓流水の全溶存アルミニウム濃度が1年をとおして2倍以上異なることがわかっている)において、渓流水・土壌の組成分析と土壌水分の測定を行う。降水・土壌水・渓流水の月毎採取と分析は、全研究期間をとおして行う。平成17年度は、土壌水分計を設置し、連続観測を行って、2地点の水文学的特徴を比較する。平成18年度は、土壌分析を行い、2地点の土壌の物理・化学特性を比較する。平成19年度は、以上の結果を総合して、2地点の森林土壌が渓流水に溶存するアルミニウムの濃度と形態に与える影響を考察する。

今年度の研究概要

筑波山の2地点において、土壌水分センサーを埋設し、自動記録計を用いて、連続データを採取する。土壌水分は、深さ10cm, 20cm, 50cm, 70cm, 100cmで計測し、降雨時における土壌中の水の浸透や、降雨後における土壌の乾燥の様子を、2地点で比較する。併せて、降水・土壌水・渓流水中の各形態Alの定期観測を行い、降水が土壌に浸透し、渓流に流出する過程における、溶存Alの濃度と形態の変化を調べる。

課題代表者

越川 昌美

  • 地域環境研究センター
    土壌環境研究室
  • 主任研究員
  • 博士(人間・環境学)
  • 化学
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