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アジア諸国の廃棄物埋立地におけるCDM事業に資する温室効果ガス排出削減量予測および排出削減対策の評価に関する研究(平成 16年度)
Studies on evaluation of countermeasures of GHGs emission and estimation of the reduced emission at CDM project in waste landfills in Asian countries

予算区分
BB 環境-地球一括
研究課題コード
0406BB384
開始/終了年度
2004~2006年
キーワード(日本語)
地球温暖化,京都議定書,廃棄物埋立地,クリーン開発メカニズム
キーワード(英語)
GLOBAL WARMING,KYOTO PROTOCOL,WASTE LANDFILL,CLEAN DEVELOPMENT MECHANISM

研究概要

我が国の温室効果ガス削減目標を国内対策のみで達成する事は現実的に極めて困難な状況にあり、京都メカニズムの柔軟性を活用する排出削減対策が既に必要不可欠となっている。多くのアジア諸国において有機物含有廃棄物が埋立処分されている現状を鑑みると、廃棄物埋立地からのメタン排出はCDM事業の対象として有望である。一方で当該国における排出目録の精緻化なくしては事業実施の適切な評価が困難であり、個別サイトにおける観測が不十分であればベースライン設定にも影響を与える。本研究では、アジア諸国の廃棄物埋立地におけるCDM事業の円滑実施に向けた情報整備として、ベースライン・排出削減量予測に必要な基本情報の収得・推定のための方法論を提示するとともに、現地での実用的モニタリング手法を提案する。

全体計画

(平成16年度)CDM対象国・地域における廃棄物処理の現況に係る現地踏査を実施し、埋立地からのメタン排出目録の精緻化を行う。アジア諸国の埋立地に適用可能な覆土バイオフィルターによる放出量削減技術開発の実験的検討を行う。ベースライン設定と事後評価のための基礎情報とするために必要な簡便・迅速な計測手法を開発する。
(平成17年度)行政施策としての排出量削減対策の選定が国家レベルでの排出量推計に与える影響を評価し、当該国の廃棄物処理システムの整備とそれに伴う公害・地域環境問題の解決の可能性を含めた包括的なLCA的評価を行う。開発選定された現地モニタリング手法をアジア地域の複数国において埋立地からのメタン総排出量の観測に試験的に適用し、温室効果ガス排出点源としての個別サイトの評価手法としての効果を検討するとともに、公正かつ適切なベースライン設定を可能とする観測手法を提示する
(平成18年度)埋立地からのメタン排出削減対策について、対象国を想定した排出削減技術の温暖化対策ならびに環境対策上の効果予測モデルを構築する。

今年度の研究概要

CDM対象国・地域における廃棄物処理の現況に係る現地踏査を実施し、埋立地からのメタン排出目録の精緻化を行う。廃棄物処理フローの変更によるごみ質の変化および排出量に与える影響について検討する。アジア諸国の埋立地に適用可能な覆土バイオフィルターによるメタン放出量削減技術の開発に向け、実験的検討に着手する。ベースライン設定と事後評価のための基礎情報とするために必要な簡便・迅速な計測手法を開発する。

課題代表者

山田 正人

  • 福島支部
    汚染廃棄物管理研究室
  • 室長
  • 京都大学博士(工学)
  • 工学,生物工学,化学工学
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担当者