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都市内大規模河川(ソウル市清渓川)の復元による暑熱現象改善効果の実証(平成 15年度)
Mitigation of thermal stress by a large restoration of inner-city river (Cheong-Gye Stream in Seoul)

予算区分
AI 研究調整費
研究課題コード
0304AI556
開始/終了年度
2003~2004年
キーワード(日本語)
ヒートアイランド,河川,ミティゲーション,暑熱,環境復元,ソウル
キーワード(英語)
HEAT ISLAND,RIVER,MITIGATION,THERMAL STRESS,RESTORATION,SEOUL

研究概要

ソウル市都心を6kmに渡り東西に貫く清渓高架道路(4車線)撤去工事が始まった。旧清渓川の河道が戦後暗渠化され、高架道路へと変貌を遂げたものである。撤去後は緑豊かな高価値ビオトープ、都市内大規模親水空間としての清渓川(チョンゲチョン)が復元される。工事完成後の2006年夏までの都市大気熱環境モニタリングを行い、都心の大規模河川空間復元による暑熱現象改善効果を実証する。ヒートアイランドに代表される都市の暑熱問題に対し、大規模な植栽や水面の導入が一定の効果を有することは数値実験を通じて知られてはいたが、都市空間は主たる人間活動の場でもあり、実地での実証は極めて困難であった。このような大規模な都心における自然環境の復元事例は世界的にも初めての試みといえる。

全体計画

清渓高架道路周辺の11地点に、韓国気象庁気象研究所などと共同で簡易気象観測ステーション(気温、湿度)を設置し、着工前の2003年6月よりデータ取得を開始する。また、着工初期段階の2003年8月には、集中的な移動観測による体感気候指標の定量化、係留ゾンデ、サーモカメラ、シンチロメーターによる地表面大規模改変の大気環境インパクトの計測・定量的評価を行う。工事完成後の夏のデータが取得されるのは2006年の夏であるが、当該研究では、着工前と高架道路撤去・河道掘削開始段階の比較を、2003年及び2004年のデータ比較(主として夏)により行い、復元事業の第一ステージにおける効果の定量化を行う。完工後の2006年夏までは、継続的に一連のモニタリング及び集中観測(8月を中心に、6月や10月、必要に応じて冬期にも)を推進する。

今年度の研究概要

清渓高架道路周辺の11地点に、韓国気象庁気象研究所などと共同で簡易気象観測ステーション(気温、湿度)を設置し、着工前の2003年6月よりデータ取得を開始する。また、着工初期段階の2003年8月には、集中的な移動観測による体感気候指標の定量化、係留ゾンデ、サーモカメラ、シンチロメーターによる地表面大規模改変の大気環境インパクトの計測・定量的評価を行う。

備考

研究代表者:一ノ瀬俊明
共同研究機関:東京都立大学,東北公益文科大学,大韓民国・気象庁気象研究所
共同研究者:三上岳彦(東京都立大学),泉岳樹(東京都立大学),白迎玖(東北公益文科大学),ウム・ヒャンヒ(韓国気象庁気象研究所),キム・ヨンヒ(韓国気象庁気象研究所),キム・サンべク(韓国気象庁気象研究所)

課題代表者

一ノ瀬 俊明

  • 社会環境システム研究センター
    地域環境影響評価研究室
  • 主任研究員
  • 博士 (工学) (東京大学)(都市工学専攻論文博士)
  • 土木工学,地理学
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