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オゾン感受性シロイヌナズナ突然変異体の解析(平成 15年度)
Analysis on ozone-sensitive Arabidopsis mutants

予算区分
AI 研究調整費
研究課題コード
0303AI548
開始/終了年度
2003~2003年
キーワード(日本語)
オゾン,環境ストレス,シロイヌナズナ,エチレン,ジャスモン酸
キーワード(英語)
OZONE,ENVIRONMENTAL STRESS,ARABIDOPSIS,ETHYLENE,JASMONATE

研究概要

植物の環境ストレス応答機構のうち、大気汚染ガスのオゾンによる傷害の機構の解明を目的とする。オゾン感受性シロイヌナズナ突然変異体を用いて、傷害と防御に関与する植物ホルモンを介した情報伝達に着目し、オゾン感受性をもたらす原因を明らかにすることが目標である。

全体計画

オゾンとの接触により、植物体内ではエチレンやジャスモン酸などの植物ホルモンが生成する。オゾンによる傷害の発生とその防御に、これらのホルモンがどのように関与しているかについて、オゾン感受性シロイヌナズナ突然変異体のうちジャスモン酸低感受性でもある系統を用いて、二つのホルモンの相互作用に関する研究を行う。

今年度の研究概要

オゾン感受性/ジャスモン酸低感受性シロイヌナズナ突然変異系統では、オゾン暴露時のエチレン生成量が野生型と比べて多くなっている。これは、ジャスモン酸によるエチレン生成抑制作用が当該系統では低下しているためと推察される。当該系統の内在のジャスモン酸量の測定と、エチレンとジャスモン酸各々の合成系及び誘導性遺伝子群の発現解析を行い、防御に関わるジャスモン酸と傷害に関わるエチレンの拮抗的な働きについて考察する。

備考

共同研究者:神名麻智(東京工業大学)

課題代表者

青野 光子

  • 生物・生態系環境研究センター
    環境ストレス機構研究室
  • 室長
  • 博士(理学)
  • 生物学,生理学,生化学
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