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バイカル湖堆積物を用いた古環境復元とバイカルスケールの構築に関する研究 (平成 15年度)
Restoration of paleo-environment by analysis of Lake Baikal sediment and creation of Baikal scale

予算区分
AE 経常
研究課題コード
0004AE275
開始/終了年度
2000~2004年
キーワード(日本語)
バイカル湖,堆積物,古環境変動,年代標準
キーワード(英語)
LAKE BAIKAL,SEDIMENT,PALEO-ENVIRONMENT,UNIVERSAL STANDARD

研究概要

バイカル湖の古い湖底堆積物を物理的、化学的、そして生物学的側面から研究し、地球規模ならびにシベリア地域の過去最大3000万年の環境(気候、地形、水文、陸上植生、湖内生物など)の変化を復元する。また、これらの情報に基づいて、地球規模の環境変動を同一基盤で解釈するするための時間と事象の標準化(バイカルスケールの構築)を目指す。

全体計画

バイカル湖の湖底から堆積物の深層ボーリングコアを採取し、地質学的記載(柱状図作成)などを行った後、以下の項目について分析する:1)年代測定(加速器質量分析法で14Cや10Beを測定して行う)、2)生物起源ケイ酸、3)元素組成(中性子放射化、誘導結合プラズマ発光分光、X線顕微鏡などで分析する)、及び4)粘土鉱物組成。結果は、他の研究機関からの情報(残留磁気、物理特性、有機物組成、微化石など)を加味して総合的に解析し、古環境の復元を行う。また、種々の環境因子の変動パターンを統一的に説明するための時間軸の調整と指標事象の抽出を行い、海洋試料などで報告された結果とも比較、検討して、時間軸と指標事象の標準化を行う。

今年度の研究概要

1)古水深復元法の改良(精度向上); 2)放射光蛍光X線分析法の実試料への適用; 3)フブスグル湖(バイカル湖と同じ流域にある)の堆積物試料の分析、などを行う。

課題代表者

高松 武次郎

担当者