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環礁州島の地形形成−人間居住の相互作用とその環境変動に対する応答予測に関する予備的研究(平成 14年度)
Feasibility study on landform-human settlement interactions in coral sand cay and prediction of its response to environmental change

予算区分
BA 環境-地球推進 FS-2
研究課題コード
0202BA345
開始/終了年度
2002~2002年
キーワード(日本語)
サンゴ礁,地形形成,人間居住,海面上昇,リモートセンシング
キーワード(英語)
CORAL REEF,GEOMORPHIC DEVELOPMENT,HUMAN SETTLEMENT,SEA-LEVEL RISE,REMOTE SENSING

研究概要

島嶼国,とくに環礁上の州島は標高が最大数mと低平で,利用可能な土地と資源が限られており,環境変動に対する脆弱性が著しく高い.環礁州島の形成と維持には,州島を構成する砂の物理・海岸工学過程だけでなく,州島の沖に位置するサンゴ礁が州島を作る砂を供給する生物過程や,州島の上に居住する人間の伝統的な植生管理がきわめて重要な役割を果たしていることが明らかになってきた.本研究では,環礁州島の形成と維持に,物理・海岸工学過程に加えて,サンゴ礁の生物過程と伝統的な植生管理の寄与,それ以外にどのような過程を検討するべきかを検討して,州島の形成・維持に関わるすべての過程を抽出する.その上で,こうした地形形成-人間居住の相互作用の歴史的展開と維持機構,現在・将来の環境変動と経済システムの変化による相互作用の変化予測,変化を監視し適切な対応策をとるための具体的方策について検討する.

今年度の研究概要

提案者を中心としてワークショップを開催し,問題設定の妥当性と目標を確認する.ワークショップの際に,環礁州島の地形,植生,人間居住と環礁州島が受けるローカル・グローバルな環境変動のリストアップを行ない,適切なモデルフィールドを選定する.こうして選定したモデルフィールドにおいて予備的に調査を行なう.こうして得られた成果をまとめるとともに,関係する幅広い分野からの意見を得るために,国内外から研究者を招いてシンポジウムを開催する.ここで,本課題で提案する基本的な視点(地形形成-人間居住の相互作用による環礁州島の維持)について評価を得るとともに,欠けている視点についてコメントを得て,新しい課題の構築を目指す.

備考

研究代表者:茅根創(東京大学)

課題代表者

山野 博哉

  • 生物・生態系環境研究センター
  • センター長
  • 博士(理学)
  • 地理学,地学,理学
portrait

担当者

  • 田村 正行