ユーザー別ナビ |
  • 一般の方
  • 研究関係者の方
  • 環境問題に関心のある方

酵母アッセイシステムを用いたS9 代謝化内分泌かく乱物質の検出と化学構造の決定(平成 14年度)
Detection of endocrine disruptors by S9 metabolization using the yeast assay system and identification of theirs chemical structures

予算区分
AE 経常
研究課題コード
0105AE181
開始/終了年度
2001~2005年
キーワード(日本語)
酵母アッセイ,内分泌かく乱物質,S9代謝,化学構造
キーワード(英語)
YEAST ASSAY,ENDOCRINE DISRUPTORS,S9 METABOLIZATION,CHEMICAL STRUCTURE

研究概要

内分泌かく乱物質は生体に取り込まれると細胞内のホルモンレセプターに結合して蛋白合成を促進したり、あるいは逆に生体内ホルモンの結合を阻害することにより生体に悪影響を及ぼすことが懸念されている。化学物質の中には生体内の薬物代謝酵素で代謝され(S9代謝化)、ホルモン様作用を発現する物質が産生されることを我々は酵母アッセイのスクリーニングにより確認している。S9代謝化において産生される化学物質は単一ではなく、様々な構造形態が予想される。代謝化物質のうち、活性を示す物質の同定を行い、それらの活性を評価することを目的とする。
まず、S9代謝活性化により、エストロゲン活性、とくに内因性ホルモンであるエストラジオールに対して抑制的作用を示す化学物質(アンタゴニスト)の検索を行い、夾雑物と共存するS9代謝物質の分離・精製法の構築をめざし、酵母アッセイ法でスクリーニングしながら物質の構造決定を行うことも目標とする。

全体計画

S9代謝化によりエストロゲン活性を示す化学物質を酵母アッセイで検索し、それら化学物質を実験動物へ投与して肝臓より代謝物質を抽出/精製する手法の検討を試みる。
特に、アゴニスト活性より、低濃度でアンタゴニスト活性を示すS9代謝物質の検討を行い、精製した代謝物質の化学構造をNMR等を用いて同定し、純品の活性を酵母アッセイで評価する。

今年度の研究概要

環境ホルモンが疑われている化学物質の中でS9代謝化によりエストロゲン活性が増強される化学物質を酵母アッセイで検索し、それら化学物質を実験動物(ラット)の腹腔内に投与を行い、取り出した肝臓から代謝物質を固相抽出法で抽出をおこない、精製を試みる。

課題代表者

白石 不二雄

担当者