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東アジアの流域圏における生態系機能のモデル化と持続可能な環境管理プロジェクト
(3)東シナ海における長江経由の汚染・汚濁物質の動態と生態系影響評価 (平成 13年度)
Research project on integrated environmental management aided by modelling of eco-system functions through the basin in East Asia
(3) Dynamics and ecological assessment of environmental pollution due to the Changjiang discharge in East China Sea.

予算区分
AA 重点特別
研究課題コード
0005AA271
開始/終了年度
2000~2005年
キーワード(日本語)
汚濁物質, 東シナ海, 長江, 海域生態系, 環境影響評価
キーワード(英語)
POLLUTANT, EAST CHINA SEA, CHANGJIANG RIVER, MARINE ECOSYSTEM, ENVIRONMENTAL IMPACT ASSESSMENT

研究概要

長江流域内で発生する汚染・汚濁物質は東シナ海に流入し日本近海や日本海に到達している。豊富な水産資源に恵まれた東シナ海や日本海など日本近海の海域環境を保全することは、日本の環境安全保障にとって重要である。海域環境保全のためには、汚染物質の海洋生態系内での物質循環を明らかにすることが必要とされる。ここでは、汚染物質の動態を含めた海洋環境予測手法の開発により、国際的連携の下に、東シナ海の海洋環境管理手法の確立を目的とする。

全体計画

13年度:長江河口域での日中共同調査により、流入汚濁物質の定量と河口域生態系の汚濁負荷流入にともなう遷移機構を明らかにする。
14年度:沿岸都市からの汚濁負荷量把握を行い、長江経由の汚染・汚濁物質の東シナ海への伝搬過程を衛星データ及び船舶により計測する。
15年度:長江経由の汚染・汚濁物質の東シナ海への輸送伝搬モデルの開発を行う。
16年度:現場海域における汚染・汚濁物質の海洋生態系への取り込みを明らかにするとともに高次生態系への生物濃縮経路を明らかにする。
17年度:長江経由の汚染・汚濁物質の海洋生態系における物質循環モデル開発を行う。

今年度の研究概要

シルト供給が豊富な長江河口域での汚染物質の輸送機構とその水界生態系への影響解明においては,懸濁態粒子,沈降粒子,堆積物の観測が重要である.従って,本年度は高濁度水域(河口)−低濁度水域(混合・希釈海域)−外洋の連続的な測点において,懸濁粒子の沈降・堆積の物理化学過程と,高濁度物質の沈降に伴う光制限の解除と植物プランクトン光合成生産との関係についての観測を行う.

課題代表者

渡辺 正孝

担当者

  • 村上 正吾
  • 木幡 邦男
  • portrait
    徐 開欽資源循環・廃棄物研究センター
  • 越川 海地域環境研究センター
  • portrait
    牧 秀明地域環境研究センター