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微生物系統保存施設に保存されている微細藻類株の分類学的情報の収集とデータベース化に関する研究 (平成 13年度)
Information gathering and evaluation of modern taxonomic properties for microalgae maintained in the Microbial Culture Collection at NIES

予算区分
AD 基盤ラボ
研究課題コード
0004AD250
開始/終了年度
2000~2004年
キーワード(日本語)
微細藻類, 系統保存, 分子系統学, 生理・生化学的形質, データベース
キーワード(英語)
MICROALGAE, CULTURE COLLECTION, MOLECULAR PHYLOGENY, PHYSIOLOGICAL AND BIOCHEMICAL PROPERTIES, DATABASE

研究概要

我が国で微細藻類を保存し、公に分譲を行っている機関は他にほとんどなく、国立環境研究所・微生物系統保存施設の公的保存機関としての役割が年々増している。一方、最近の分子生物学、生理・生化学的分析技術の進歩により、従来の形態観察では見落とされていた差異や系統的類縁関係を明らかにすることが可能になり、微生物保存施設に保存されている微細藻類株についても、新たな分類学的手法に基づいて分類学的見なおしを行い、最新の知見に基づく分類学的情報を提供していくことが求められている。このような期待に答えるため、微細藻類保存株の遺伝子情報、生理生化学的性質、形態・微細構造学的性質を調査し、保存株の分類学的見なおしを行うことを目的とする。また、この過程で新たに収集された株の特性を整理し、既に整理されている産地、培養条件等の基本情報とともに株情報のデータベースを作成する。

全体計画

13年度は、前年度に引き続き、緑藻類を中心とした保存株の18SrRNA遺伝子の塩基配列を解析し、類縁種との塩基配列の比較や系統解析によって種名の再確認を行う。また、これらの株の形態的特徴を光学顕微鏡、電子顕微鏡で記録し、データベースの基礎資料とする。
14年度以降は、rbcL等の遺伝子解析、光合成色素組成、脂肪酸組成の分析、および微細構造の解析等を行い、手法の確立とルーチン化、及び株データのデータベース化をはかる。 

今年度の研究概要

緑藻類を中心とした保存株の18SrRNA遺伝子の塩基配列を解析し、類縁種との塩基配列の比較や系統解析によって種名の再確認を行うと同時に、微細藻類株の遺伝子解析手法の確立とルーチン化をはかる。また、これらの株の形態データを収集し、データベースの基礎資料とする。

課題代表者

笠井 文絵

担当者

  • 河地 正伸生物・生態系環境研究センター
  • portrait
    広木 幹也生物・生態系環境研究センター
  • 清水 明
  • 志村 純子