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熱帯域において植物から大気中に放出される極性有機化合物の分布と変動に関する研究 (平成 13年度)
Measurements of oxygenated volatile organic compounds emitted from tropical plants

予算区分
CD 文科-科研費
研究課題コード
0002CD056
開始/終了年度
2000~2002年
キーワード(日本語)
植物起源有機物, 極性化合物, VOC, 熱帯
キーワード(英語)
BIOGENIC ORGANIC COMPOUNDS, POLAR COMPOUNDS, VOC, TROPICS

研究概要

植物から放出される揮発性有機化合物(VOCs)の年間発生量は地球全体で1000 Tg以上に上ると推定されている。これらの化合物の多くは大気中における反応性が高く、オゾン生成あるいはエーロゾル生成を介して大気化学に重要な影響を与えている。この植物起源VOCsの約3分の1はカルボニルなどの極性化合物であると考えられているが、分析の困難さなどの理由から大気中の観測例は非常に少ない。本研究では、アジアの熱帯林・亜熱帯林において、極性有機化合物を中心に大気中植物起源VOCsの分布と変動を調べ、その大気化学的影響を解明するための基礎データとする

全体計画

平成12年度 大気中VOCを対象としたサンプリング・分析法を検討すると共に、熱帯植物起源VOCの組成に関する予備調査を行う。
平成13年度 沖縄およびマレーシアの熱帯/亜熱帯林において大気中含酸素VOC濃度の変動を観測する。
平成14年度 熱帯植物から放出される含酸素VOCの発生量、大気中濃度を実測し、気象その他環境因子との相関を調べる。

今年度の研究概要

亜熱帯林(沖縄)、熱帯林(マレーシア)内において大気を採取し、各種VOC濃度を測定する。
特に、熱帯植物から放出されていることが明らかとなった約10種類のアルデヒド、アルコール、エステル、酸を対象に高感度SIM分析を行って、その地理的・時間的変動を明らかにする。

課題代表者

横内 陽子

担当者

  • 奥田 敏統