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K1 黒島港前--(24-25m) 

 この位置の概要
  
 水深(満潮観測時の平均水深)2.0m
 サンゴ群集動態
      全調査期間中、常に被度50%以上を有する、ミドリイシ
    類主体の高被度群集地点である。白化や寒波の影響は少な
    く、枝状ミドリイシ類(トゲスギミドリイシ)と卓状ミド
    リイシ類(クシハダミドリイシ)の成長の速いミドリイシ
    類同士の空間をめぐる激しい種間競合が展開される。


1994/10
  枠内右上にコブハマサンゴ群(塊状)、その間にイボハ ダハナヤサイサンゴ(ピンク色)、中央上やや左よりに死 滅した卓状ミドリイシ、左上にクシハダミドリイシ(卓状) 、中央右に複数のトゲスギミドリイシ(枝状)、中央やや 下よりにコモンキクメイシ(小型、塊状)、左下にクシハ ダミドリイシ(卓状)、中央下にイタアナサンゴモドキ (黄色、被覆状)とチリメンハナヤサイサンゴ、左下にコリ ンボース状ミドリイシ類が認められる。また、枠内には定 着して間もない小型ミドリイシ類が散見される。なお、右 上のコブハマサンゴ群はもともと1つの群体であったと思わ れる。左上のクシハダミドリイシは群体周縁が角張ってい ることから、前年に台風波浪の影響を受けた可能性が持た れる。また、左下コリンボース状ミドリイシ類は群体の6割 ほどが斃死している。枠内の被度はおよそ50%である。
1995/07
  枠位置が30cmほど上方にズレている。クシハダミドリイ シ(左)やトゲスギミドリイシ(右下)は若干の成長が認 められるが、コリンボース状ミドリイシ類(左下)は群体 のほとんどが斃死している。被度は50%ほどで、前年と比 べ大きな被度変化は見られない。
1996/01
 (1996/10参照)
1996/04
 (1996/10参照)
1996/07
 (1996/10参照)
1996/10 
 クシハダミドリイシ(左)やトゲスギミドリイシ(右下) は成長が認めら、被度は60%ほどに増加。
1997/02
 ミドリイシ類は順調に成長し、被度は70%に増加。
1998/01
 ミドリイシ類は順調に成長し、ミドリイシ類主体の美し い高被度群落を形成。

1998/07
      (1998/01 参照)

1999/02
      (1999/07 参照)


1999/07
      1mステン方形枠設置。ニコノス20mmレンズステレオ撮影。
    昨夏高水温による被害はミドリイシ類では些少であるが、
    枠中央下部のコモンキクメイシとその下(枠外)にあるイ
    タアナサンゴモドキで認められ、それらの大部分が斃死し
    ている。また、同部にあったチリメンハナヤサイサンゴは
    一部を残し消失している(アンカー被害?)。被度はおよ
    そ70%。

2000/01
      (2000/08 参照)

2000/08
      ミドリイシ類は順調な成長を見せ、互いに接触して競合
    が起きている。特にトゲスギミドリイシ(枝状)とクシハ
    ダミドリイシ(卓状)間で激しいせめぎ合いが起きている。
    被度は75%に上昇。

2001/06
      1mステン方形枠設置。ニコノス20mmレンズステレオ撮影。
    トゲスギミドリイシの成長が顕著である。枠内左上のハナ
    バチミドリイシはクシハダミドリイシに覆われ始めている。
    枠内左側のクシハダミドリイシは幾重にも重なった多重構
    造をなすが、下側の陰になる部分では光量不足から死部が
    目立つ。枠内被度は80%ほどに増加。

2002/10
      1mステン方形枠設置。ニコノス20mmレンズステレオ撮影。
    トゲスギミドリイシとクシハダミドリイシの生育が良好で
    あるが、枠内左にあったハナバチミドリイシは完全に斃死
    している。被度はおよそ85%。


2003/06
  調査直前に襲来した大型台風の影響により、トゲスギミ ドリイシを中心に被害を受け、被度は70%に低下。枠位置 はかなり上方にズレている。