おかげさまで、1年間のWeb連載「将来世代への責任をどう考える? ~環境研究者の向き合い方~」の定期連載が終了しました。気候変動対策において「もっと将来の人々のことを考えようよ」という思いから始まった研究プロジェクトのメンバーが、世代を超えた正義を実現させるため、研究と社会にどう向き合っているのかをお伝えしてきたわけですが、読者の皆様にはどんなメッセージが届き、私たち現世代の責任について、どのようなことを考えてくださったのでしょうか?
連載では毎回、「執筆者からの質問」を読者の皆様に投げかけてきました。回答や感想は、どれもとても嬉しく拝見してきたのですが、せっかくいただいた回答や感想を共有する機会はありませんでした。そこで、この記事では、皆様からの回答や感想の一部をご紹介しながら、執筆者がどう受け止めたのかを御礼の気持ちも込めてお伝えしていきたいと思います。