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#地球環境

日本海が「ミニチュア大洋」と呼ばれるのはなぜ?

日本海は全海洋面積のわずか0.3%にすぎない小さな海ですが、太平洋などの大洋の要素を兼ね備えています。

最深部は4,000m近い反面、海水の出入口である海峡の深さは200mにも満たず、底の深いバケツのようなつくりで、その表面を南の暖かい水流や北の冷たい水流が蓋をするように流れているため、深層海水は外部へ出ていくことができません。冬になると大陸からの冷たい季節風によって表層海水が冷やされて重くなり、深海まで一気に沈み込むことで、深層海水の循環が起こります。
このような特徴などから日本海は「ミニチュア大洋」と呼ばれ、日本海を詳細に調べることで、海洋環境に関する温暖化の影響をいち早く把握することができるのではないかと期待されています。

日本海が「ミニチュア大洋」と呼ばれるのはなぜ?のサムネイル画像

 Image by Y.S Graphics/Adobe Stock

2024/03/25
#海洋 #気候変動 #地球温暖化 #日本海

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2024/03/25

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