震災後に続けてきた干潟調査の結果がNHKの番組(東北地方で放映)で紹介されました
NHKの掲載記事と番組リンク
調査と撮影の様子

シオクグという塩生植物帯の中での調査風景を撮影中.カワザンショウガイという小さな巻き貝の仲間など,こういった環境でしかみつからない干潟の生きものがいます.

宮城県が北限の希少種ハマガニ(環境省準絶滅危惧,宮城県絶滅危惧I類).鮫川河口にはハマガニの群生地があります.関係機関との協力により,彼らの生息地を保全することが出来ました.

堤防工事から数年がたち,垂直護岸の前面にヨシが回復してきました.岸際に泥も溜まってきたため,ベンケイガニの仲間など,多くの生き物が戻ってきました.

復旧工事によって干潟上に張り出す形で作られた防潮堤.残念ながらこのエリアでは地形と環境が変わってしまい,多くの生きものたちがみられなくなりました.環境変化を少なくするためのベストな方法は,その場その場で異なります.どうして変わってしまったのか,その原因を調べることも大切です.
(写真:金谷 弦)
参考文献:金谷ら(2019)福島県いわき市鮫川干潟における大型底生動物の多様性-東日本大震災後の状況と復旧工事による影響-.日本ベントス学会誌 73: 84–101. https://doi.org/10.5179/benthos.73.84
参考文献:金谷ら(2019)福島県いわき市鮫川干潟における大型底生動物の多様性-東日本大震災後の状況と復旧工事による影響-.日本ベントス学会誌 73: 84–101. https://doi.org/10.5179/benthos.73.84
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