後編では、「持続可能社会転換方策研究プログラム」の中で提示された2つの社会像と、この研究が今後どのように発展していくかということについて聞いてみました。
まちづくり的には、多くの人に、きちんと通じるような内容で話をできるようにしたいです。分かりやすく伝えられるほうがいいし、分かりやすく言ってもインパクトが伝わるような仕事ができるといいなと思っています。たぶんそのほうが問題意識も整理されると思います。あと、(社会の)役に立つ仕事をやっていくということなのかなと思います。
いくつかの委員会に出ています。例えば、モビリティロボット特区に関する協議会に入って、規制緩和の応援をしています。最近は、つくば市以外でもモビリティロボットを走らせられるようになりました。他には、自転車のまちづくり、バスに関する公共交通活性化協議会。それと、環境都市推進委員会といって、環境モデル都市に応募して、環境モデル都市としてどういうことをやるかを決める委員会です。あとは都市計画マスタープランといって、10年後につくば市のここはこういう用途に使いましょうという話合いをする委員会に参加しました。最近は低炭素まちづくりのガイドラインを作る委員会に参加しています。
まあ変わってきました。例えば、「つくば3Eフォーラム」というのを筑波大が中心になって始めて、2030年につくば市のCO2排出量半減という目標を立てました。それは大きな影響を与えたかなと思います。職員に若い人が増えてきたこともあって、雰囲気が変わってきていると思います。