昨年9月に、地球環境論文奨励賞を受賞された藤森真一郎研究員にインタビューを行いました。

昨年9月に、地球環境論文奨励賞を受賞された藤森真一郎研究員にインタビューを行いました。
そうですね、はい。
感想。うーん、(賞を)もらっていいのかなっていうのは若干思います(笑)。
僕がやってる研究は、どちらかと言うとモデルやデータの準備に労力と時間がかかりますが、今回の研究はどちらかというと入念に設計した研究というつもりはあまりなくて、できたモデルを少しアレンジして、出てきた結果を解析して論文に出した、という感じでした。(自分の中で)苦労がそんなに大きくなかったので、自分の苦労感と受賞されたことに対するギャップが若干あるな、と感じています。
実は、当初この論文は書くつもりはありませんでした。ですが、甲斐沼さん(元社会環境システム研究センターフェロー)がこのテーマで絶対書いたほうがいいと強く勧められたので、書こうかなと思って書いた論文でした。なので、甲斐沼さんがいなければまったく実現しなかった受賞ですし、甲斐沼さんに対してはとても感謝しています。
前半では普段の研究内容や、特に、モデルが可能にすること、についてお話しいただきました。
後半は研究者になったいきさつや、やりがいについてのお話です。