水道水質に関する情報
水道水質研究和光分室では、安全で快適な水道水質を確保するために、水源から浄水、配水過程、給水栓水の水質分析手法や処理技術、水質管理手法の調査・研究を実施しています。本サイトでは水道水質基準、化学物質や微生物等の検出状況、浄水処理、水質事故対応等の水道水質に関する情報を提供しています。
データベース
- 化学物質の浄水処理性のデータベース(Excel)
水道の水源に化学物質が流入する水質事故では、化学物質そのものによる影響だけでなく、それら化学物質の反応生成物が問題となることがあります。例えば、利根川のホルムアルデヒドの前駆物質流出事故が起こり水質基準を超過した際は、ヘキサメチレンテトラミンという物質が浄水処理で塩素と反応してホルムアルデヒドを生成しました。水道では、このような消毒副生成物など物質の反応(変換)による水質への影響についても対応が求められます。浄水プロセスで除去されにくい親水性物質は、高リスクの物質と考えられます。そこで、水質事故に備えて、水道事業体の迅速対応の参考となるよう、PRTR物質のうち、親水性物質の消毒副生成物の生成、浄水処理について、文献調査や実験により取りまとめたデータベースを作成しました(2026年3月版)。本ファイルは環境研究総合推進費「連続監視と網羅分析による水質事故の検知・対策手法の開発と流域モニタリングの最適化(JPMEERF20231006)」(研究代表者:小坂浩司)のサブテーマ3(サブテーマリーダー:越後信哉)の成果です。ご活用ください。
Hinneh Klon D.C.,多田悠人,越後信哉,小坂浩司.親水性PRTR物質の浄水処理性のデータベース.2026.(ファイル名:Database on hydrophilic PRTR compounds ver1.0)
化学物質の浄水処理性のデータベース (248 KB) (database_on_hydrophilic_prtr_compounds_ver1.0.xlsx) - 化学物質の基本情報、環境中の検出状況に関するデータベース
水道関係で現在検討されている化学物質、これから検討が必要とされる可能性がある化学物質の物性等と環境中での検出状況の基本的な情報を収集し試行的に整理したデータベースです(2017年3月版)。厚生労働科学研究費補助金「水道水における水質リスクおよび管理に関する総合研究」(研究代表者:松井佳彦)(H25-健危-一般-007)、厚生労働省の協力において作成しました。
https://www.niph.go.jp/soshiki/suido/pdf/h28chemDB/chemDB.html
(国立保健医療科学院「水質安全対策情報」のウェブサイトに移動します)
