国立研究開発法人 国立環境研究所
環境リスク・健康領域 Health and Environmental Risk Division
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環境リスクの問題を詳しく知りたい方

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【動画】環境を正しく測る環境標準物質の作製現場をのぞいてみよう
私たちの身の回りには様々な化学物質が存在し、生活を便利にするものもあれば、健康を脅かすものもあります。この影響を理解するためには、化学物質を正しく測ることが重要で、いつ、誰が、どこで分析しても、同じ分析結果が得られるような共通の標準物質が必要です。今回は、みなさんが毎日食べているお米を例に「環境標準物質」について解説します。

関連サイト
環境標準物質 NIES CRMs


関連記事
NIES CRM「NEWS LETTER Vol. 01(2022. 6.8)」新着ニュースレターを発行しています

関連記事
HarmoNIES No.1 "Environmental Certified Reference Materials"(英語)


情報セクション

【動画】国立環境研究所の研究現場に潜入!大気観測・実験施設PM2.5など大気の質を監視!
PM2.5など大気中にある物質は、どのように観測されているかご存知でしょうか?国立環境研究所「大気観測・実験施設」(通称 大気モニター棟)で行っている観測の一端を伏見暁洋(主任研究員)が紹介します。

関連サイト
つくば大気質モニタリングデータ

関連動画
国立環境研究所公開シンポジウム2020「意外と知らないPM2.5(大気微小粒子)−その基本と身近な発生源−」


環境研究おすすめ記事(国環研刊行物より)

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HarmoNIES No.4環境を再現し、化学物質の動きを解き明かす −シミュレーションで化学物質を追いかける−
目の前の川の水を手ですくってみた時、その水に含まれる微量な成分がどこから来てどこへ行くのか、知ることはできるのだろうか。 遠くの工場から流れてきたのかもしれないし、降ったばかりの雨に混じっていたのかもしれない。 とにかく、現実に起きていることの「すべてを測る」ことは不可能なのである。

関連情報
HarmoNIES No.4 "Reproducing the Environment to Uncover the Movement of Chemicals"(英語)


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国立環境研究所ニュース40巻6号特集 数理モデル的手法を用いた化学物質の環境動態把握
健康や生態系への影響が懸念される化学物質すべての評価を目指して: 当研究者の前身である国立公害研究所が設立された1974年当時、深刻であった重金属や大気汚染化学物質、農薬、洗剤などに伴う汚染によるヒト健康や生態系への影響は、公害問題は地域的な問題で地球規模では考えられていませんでした。その後、各種の環境基準や排出規制、有害な化学物質の製造・使用の制限によって、近年は大きく改善されてきました。

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包括環境リスク研究プログラム PJ4 環境動態プロジェクト


論文紹介

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報道発表環境疫学研究によるPM2.5と妊娠糖尿病との関連性についての知見
東邦大学、九州大学、国立環境研究所、東京都環境科学研究所による研究グループは、近年糖尿病の危険因子である可能性が指摘されている大気汚染物質の一つである微小粒子状物質(PM2.5)が、妊娠糖尿病とも関連している可能性を報告しました。国際的には相対的に高い濃度のPM2.5が妊娠糖尿病を増やすという報告はありましたが、日本の妊婦集団を対象とした疫学研究としては初めての研究成果になります。本研究は我が国におけるPM2.5の健康影響について、新しい知見を追加するものです。 この成果は2022年9月26日に日本医師会が発行する医学専門誌“JMA Journal”にて発表されました。


情報セクション

報道発表PM2.5の健康影響は特定成分に由来しているのか?
東邦大学、慶應義塾大学、国立環境研究所、東京都環境科学研究所、北海道大学らの研究グループは、健康影響が知られている大気汚染物質の一つである微小粒子状物質(PM2.5)を構成する成分に着目し、その濃度変動が急病による救急搬送件数と関連しているかを検討しました。これはPM2.5成分と救急搬送との関連性を統計学的に分析した初めての疫学研究成果であり、とくに炭素成分の濃度上昇が、今回の健康影響指標である救急搬送を要請するような急性の病気発生を増やす可能性を報告しました。


情報セクション

論文紹介国際神経内分泌連盟(International Neuroendocrine Federation、INF)の2020年年次報告への論文要旨掲載
世界に存在する12の神経内分泌学関連学会の連合体である国際神経内分泌連盟(International Neuroendocrine Federation、INF)の年次報告(Annual report)において、佐野一広 特別研究員(2014~16年在籍、現 環境リスク・健康領域 環境リスク科学研究推進室 高度技能専門員)、前川文彦 主幹研究員を含む国環研の職員らが2020年に国際誌Environment International(Impact factor 13.352)に発表した内分泌かく乱物質に関する論文が、日本神経内分泌学会員から発表された重要な代表的論文(5報のうちの1報)として紹介されました。

関連記事
国環研ニュース 37巻「環境化学物質曝露と行動の発達」

関連情報
「ハウスダスト中の化学物質が誘導する発達神経毒性の包括的理解に向けた多面的評価法確立 平成26~28年度」


環境リスク・健康領域の研究概要

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包括環境リスク研究プログラム化学物質等に起因する健康・⽣態リスクの包括的評価・管理研究プログラム
化学物質等の包括的なリスク評価・管理の推進に係る研究に取り組みます。具体的には、⼈間活動に起因する化学物質の⼤部分を評価・管理するため、対象物質を製造・使⽤されている全懸念化学物質に広げることを⽬指すとともに、脆弱な集団や⽣活史の考慮、包括的計測・数理モデル群の⾼度化等により、これまで定量化が困難であった影響・リスクの評価を⾏います。

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環境リスク・健康分野化学物質等の環境中の有害因子からの人の健康の確保と生態系の保全のための調査研究
環境リスク・健康分野では、化学物質等の環境中の有害因⼦からの⼈の健康の確保と⽣態系の保全に貢献するため、先⾒的・先端的な基礎研究と政策対応研究を進めます。環境リスク・健康分野では、化学物質等の環境中の有害因⼦からの⼈の健康の確保と⽣態系の保全に貢献するため、先⾒的・先端的な基礎研究と政策対応研究を進めます。

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基盤計測センター環境研究の基盤となる環境標準物質の研究開発や計測化学データの精度向上のための手法開発
私たちをとりまく環境を知り、いち早く問題を見つけ、的確に対応するためには、環境を正しく知る、すなわち観測し、計測することが大切です。また、環境問題の進行や対策の効果を見きわめるためには、環境を観測・計測し続けることが重要です。基盤計測センターでは、この環境計測に関して高品質な技術とデータを提供し、国立研究機関としてふさわしい信頼を確保することで、環境問題の解決、環境の改善に貢献します。



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