国立研究開発法人 国立環境研究所
環境リスク・健康領域 Health and Environmental Risk Division
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安全確保分野Health and Environmental Safety Research Domain 第6期中長期計画(2026年~2030年)

未知・未規制の化学物質や微生物等の環境中での複合的な要因による環境汚染に対する安全確保と環境媒体の管理・改善に資するため、分野プロジェクトなどにおいて化学物質等によるヒト健康・生態リスクの評価と対策案、大気、水、土壌における物質動態の理解と保全策に関する研究を行います。併せてレギュラトリーサイエンスに係わる研究の推進を図り環境政策において顕著化している問題への対応に関する取組を進めます。

また、化学物質等のリスク評価・管理、大気・水・土壌等の環境管理などの環境政策において顕著化している問題に対応するため、化審法や農取法のリスク評価や環境基準設定の高度化、水俣条約等の国際条約を基盤とする有害元素研究、事故・災害時の化学物質漏洩対策のための実践的研究、国内外での化学物質管理のための健康・生態リスクの可視化・指標化、水道水質研究および政策対応、大気排出インベントリの構築と大気シミュレーション、琵琶湖の環境保全・管理・再生、自治体で活用可能な沿岸環境・生態系予測システムの開発などを進めます。

これら成果により、化学物質の管理、環境質の保全において顕著化している政策課題に対応すると共に、複合的な要因による環境汚染対策など将来的な課題に対する科学的な根拠の蓄積、検討を行う事で、人々のウェルビーイング実現のための環境質の保全と国内外の化学物質の適切な評価・管理に繋げます。

安全確保分野の概要図

プロジェクト型研究

研究分野それぞれの重要課題に関して統合的・実践的な取組を指向する「プロジェクト型研究」を設定し、分野間の  連携や研究プログラムの取組との相互連携も活用します。
PJ1:環境質の保全と水循環、栄養塩管理の健全化プロジェクト
PJ2:動物福祉を考慮した化学物質によるヒト健康と生態影響の評価と原因探索プロジェクト

先見的・先端的基礎研究

今後起こりうる環境問題に対応するための先見的・先端的な学術基礎研究と、研究所の研究能力の維持向上を図るため の創発的・独創的な萌芽的研究を推進する「先見的・先端的な基礎研究」を設定します。
具体的には、環境中の物質循環や 生態系・健康影響の解明、将来予測モデルや評価手法の開発、環境リスクの低減及び環境管理技術の創出などを進めます。

政策対応研究

随時生じる環境政策上の必要性の高い課題に対応する「政策対応研究」を行います。
具体的には、大気排出インベントリの 構築と大気シミュレーション、琵琶湖の環境保全・管理・再生、自治体で活用可能な沿岸環境・生態系予測システムの開発、 化審法や農取法のリスク評価や環境基準設定の高度化、水俣条約等の国際条約を基盤とする有害元素研究、事故・災害時の 化学物質漏洩対策のための実践的研究、国内外での化学物質管理のための健康・生態リスクの可視化・指標化、水道水質研究 などの政策対応研究を進めます。

知的研究基盤整備

今後も我が国が環境科学分野における牽引役となりうるよう、分野横断的に、環境科学に関する知的研究基盤の整備を 推進します。
具体的には、地域大気変動の長期モニタリング、霞ヶ浦・琵琶湖等における持続可能なモニタリング、 大気汚染予測システムVENUSの持続的開発と現業的運用、東京湾や福島県沖の生物調査や化学物質データベースの拡充、 生態毒性試験法の国際標準化や環境標準物質事業の充実、スペシメンバンクにおける外部連携強化や水生生物系統保存と 飼育・分譲などを進めます。


環境リスク・健康領域

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