国立環境研究所は、2017年度に福島県立新地高校が実施した福島県の「先駆けの地における再生可能エネルギー教育推進事業」に協力しました。この事業は福島県が推進するもので、福島県が目指す循環型社会の形成に向けて、児童・生徒の発達段階に応じた再生可能エネルギーと資源の利用に関する意識の醸成を図り、先駆けの地の県民として主体的に行動する態度や資質、能力を育成することを目的としたものです。新地高校での取り組みにおいては、気候変動の影響の顕在化や、国際社会と日本での低炭素取り組みの背景を学ぶとともに、地域でのエネルギーシステムの重要性の中で、福島のエネルギー事業の理解を深めることを目指し、実施されました。事業の中で関連するトピックについて学習し、その成果の発表もしました。