新地町は、大きな災害からの復興に向けた新しいまちづくりと、エネルギーの地産地消という二つの課題に取り組んでいます。国立環境研究所では震災後に新地町が環境未来都市に指定されたことを契機に、町での復興の計画や検討をお手伝いしてきました。 新地町の考える未来とはどのようなものなのでしょうか。また、どのようにしてその構想を実現していくのでしょうか。今回の「新地町地域エネルギー国際フォーラム」では、これらの点について真摯に意見を交わす貴重な機会となりました。本記事ではその内容について報告したいと思います。新地町のこれからのまちづくり計画について様々な立場の方々と共有するとともに、ドイツのザーベック町側との意見交換も目的としました。開催当日は、地元企業、町民の方々を中心に約120名の参加がありました。
