最後の後編は、昨今話題となることが多い「イノベーション」について。私たちの社会に必要なイノベーションとはどのようなものだと考えるか、聞いてみました。

最後の後編は、昨今話題となることが多い「イノベーション」について。私たちの社会に必要なイノベーションとはどのようなものだと考えるか、聞いてみました。
例えばインドネシアでは、一部の政府や研究機関の方々はとても乗り気になって下さっているので、まずはフィージビリティースタディーをして実行可能性を追求することから始めようかなと思っています。他のアジアの国々でも、意見交換する中で可能性があれば、例えば中国でも進めていきたいと思っています。中国は最大のCO2排出国なので、彼らがまずは減らしていける仕組みを作ることが大事かなと思うので、共同研究を継続してやっていきたいと思っています。
廃棄物のエネルギーを工場で有効活用するという話はもう何年も前からやっています。ただ、産業スマートエネルギーシェアリングなどと言いだしたのは1年ぐらい前です。
そうですね。ただ一方で、あまりケーススタディーばかりやっていてもいけないので、研究全体をちゃんと包含するようなコンセプトを打ち出すことも大事です。それはそれでやってはいますけども。
やりがいを感じるとき、何でしょうね。これからやりがいを感じたいと思っているっていう感じですね。ちゃんと自分の成果が社会の役に立つと、そのとき、やってよかったなって思うんだと思うんですが。そういう意味では、まだまだです。やりがいを感じたくて今やっているという感じですね。