
病態分子解析研究室Molecular Pathology Section
研究概要
病態分子解析研究室では、化学物質をはじめとする環境要因が、疾患の発症や病態進展に与える影響を評価し、その分子機序の解明に向けた研究を行うことにより、健康リスク評価に資する科学的知見を提供します。
具体的には、環境要因(生活用品などに由来する化学物質や大気汚染物質等)が疾患や老化、次世代に与える影響について、動物モデルや細胞、ヒトサンプル等を用いて、生理・生化学的、免疫学的検討を中心とした評価を実施します。加えて、エピジェネティクス等も含めた分子機序の解析を行うとともに、標的器官のみならず生体システム(免疫系、代謝・内分泌系、脳神経系等)の相互作用を含めた研究に取り組みます。


(リアルタイムPCR法)