メソ・ミクロ的視点によるシステムチェンジの加速(令和 8年度) Accelerating Systems Change from Meso and Micro Perspectives
- 研究課題コード
- 2630AA103
- 開始/終了年度
- 2026~2030年
- キーワード(日本語)
- 産業構造,供給システム,行動変容,環境配慮行動,インダストリアルエコロジー
- キーワード(英語)
- Industrial structure,Provisioning system,Behavior change,Pro-environmental behavior,Industrial ecology
課題代表者
中島 謙一
- 資源循環領域
国際資源持続性研究室 - 室長(研究)
- 博士(工学)
- 工学,材料工学
研究概要
メソ・ミクロ的視点については、生産者と消費者の双方に着目し、社会を支える財・サービス(素材・エネルギー・移動・ヘルスケアなど)を対象に将来の供給構造と転換経路を具体化し、加速的な構造転換に向けた潜在的障壁と克服策を特定する取組と、人々の生活・消費における環境配慮行動の障壁を特定するとともに環境負荷が高く特徴的な行動を対象として加速的な行動変容が生じるメカニズムを解明し、行動変容を効果的に促す介入政策・施策を評価する取組を行い、システムチェンジの加速化手段の開発を目指す。
研究の性格
- 主たるもの:基礎科学研究
- 従たるもの:政策研究
全体計画
初年度は、現状分析を通じて供給構造と消費者行動に内在する課題の同定に取り組むと共に、2年目までに、転換経路・介入策の導出を支える解析手法の基本フレームの設計を完了すると共に、環境フットプリントや社会シナリオ等のデータ整備に着手する。これにより、生産・消費に伴う物質フローを介した各種影響の将来シナリオ分析と介入策の同定を実施する手法的基盤を確立する。その上で、5年目までに、サステナビリティの国際潮流下における競争力の喪失を回避すべく、行動主体自らが長期的革新戦略を持つ上で、将来シナリオの定量化、障壁の同定、加速的変革を支える介入策の導出を実現し、システムチェンジの実現を支える行動主体の取り組みを明らかにする。
今年度の研究概要
社会を支える主要な財・サービス(素材・エネルギー・移動・ヘルスケア等)を対象として、供給構造と構造転換経路を明らかにするための基礎的なモデルおよび分析枠組みを構築する。また、人々の生活・消費における環境配慮行動に関する既存の理論・エビデンスのレビューを行い、行動変容を分析するための基礎的な概念モデル・分析枠組みを策定する。