習慣形成、顕示的消費、マインドフルネス
第5次環境基本計画の重点戦略の4つ目「健康で心豊かな暮らしの実現」では、環境から心身の健康へという経路が議論されているが、逆の経路である心身の健康が環境に与える影響も重要である。そこで本稿では、過去の自分や他者との比較に左右される心理(習慣形成、顕示的消費)や、「今ここ」に集中する性向・状態(マインドフルネス)によって、消費行動や環境への影響が変わりうることを論じた。
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