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植物由来のエアロゾルとは?
エアロゾルは大気中に浮遊している微小な粒子すべてを指し、排ガスなど人為的に発生するものと、土壌や海洋、森林などの自然から発生するものがあり、気候変動にも影響を与えるといわれています。
黄砂やススなどのように大気中に粒子そのものとして放出されるものとは違い、植物由来のエアロゾルは、植物が放出する気体状の有機化合物が大気中で反応し粒子に変化することで、二次的に生成されます。大気中に放出される気体状の物質の量は非常に多く、二次的に生成されたエアロゾルの半分以上は植物由来のものが占めていると考えられていますが、その詳しいメカニズムや影響はよくわかっていません。そのため、さらなる研究の発展が期待されています。

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