
永久凍土とは?
北半球の陸地の約25%を占める永久凍土は、地球温暖化の影響でその面積や深さが減少していることが明らかになっています。 永久凍土は水が浸み込みにくいため、地表と永久凍土層の間で雨水などを貯蓄することが可能です。また、暖かい時期に徐々に溶けることで土壌内の水分を保つ機能も果たしています。 そのため、永久凍土がなくなると、水資源の枯渇や草原の砂漠化などの問題を引き起すことがあります。また、永久凍土に含まれる有機物が融け出して分解されると、メタンや二酸化炭素などの温室効果ガスが放出され、地球温暖化をさらに加速させる可能性があります。

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モンゴルの草原と人々の生活を守るために
2024/03/25

大気・水・土壌