研究用計算基盤(ERFa)
地球環境は、大気・海洋・陸域などにおける複雑な物理・化学・生物プロセスから成り立っています。将来の気候変動や環境変化を予測するためには、これらのプロセスを取り入れた仮想的な地球環境を計算機上で時間・空間的に詳細に再現することが不可欠です。このための全球気候シミュレーションモデル、大規模大気環境シミュレーションモデル等のプログラムの移植性が高く、電力消費量、設置面積等の制約の中でも効率的に実行できるシステムを維持する必要があります。加えて、機械学習・AI等のデータ駆動型の研究手法の発展に伴い、GPU等の演算加速機を用いた計算や、利用者毎にカスタマイズされた利用環境、バッチ処理ではない対話型のプログラミング等のニーズが増えており、環境データの集約・共有・公開を行うためのプラットフォームとしての役割を果たすことも求められるようになってきました。
国立環境研究所 研究用計算基盤ERFa(NIES Environmental Research computing Facility)は、こうした所内外の研究者による環境研究を支援するために整備された共用計算基盤です。これまでの大規模数値シミュレーションを効率的に実行するベクトル計算ノード群に加えて、AI・機械学習を活用したデータ駆動型研究を支援するためのGPUノード群の提供を開始しました。また、幅広い研究手法による研究開発を支援するため、ERFaでは仮想化基盤を導入し、従来のバッチジョブ投入型の利用形態に加えて、研究プロジェクト毎にカスタマイズされた計算環境を仮想マシン上に構築する利用形態も可能となりました。またERFa は、数値シミュレーション等の環境研究で蓄積・集約された環境データを通じて研究と社会を繋ぐプラットフォームとしての環境研究共創拠点(NIES Environmental Research Hub: ERHu)の基盤としての役割も担います。
システムの概要
研究用計算基盤ERFaのシステム構成や特徴について
利用案内
研究用計算基盤ERFaの利用方法や申請の手続きについて
利用課題一覧
これまでに採択された利用課題の一覧について