水銀総合研究(令和 8年度)
Comprehensive Study of Mercury

研究課題コード
2630AW116
開始/終了年度
2026~2030年
キーワード(日本語)
水銀,環境動態,健康影響,環境リスク管理,有効性評価
キーワード(英語)
Mercury,Environmental Dynamics,Health Effects,Environmental Risk Management,Effectiveness Evaluation

課題代表者

武内 章記

  • 環境リスク・健康領域
    リスク管理戦略研究室
  • 主任研究員
  • Ph.D
  • 地学,化学

担当者

研究概要

水銀に関する水俣条約の実効的な履行と有効性評価を支援するために, 大気・水・底質等における水銀の排出・移動・蓄積・影響の実態を解明するとともに、モニタリング・解析手法の高度化及び環境中・生体内の形態別水銀濃度の把握と変動要因を科学的に評価する。得られた知見を基に、国内外の水銀対策の推進に貢献することを目的とする。

研究の性格

  • 主たるもの:政策研究
  • 従たるもの:基礎科学研究

全体計画

本研究は、1)高感度な形態別水銀分析技術を用いたモニタリングおよびデータ解析手法の高度化、2)全球及び地域・ローカル規模における環境中の形態別水銀濃度レベル、動態及び曝露の評価、並びにそれらの変動要因の解明、3)水生生物・ヒト生体試料における形態別水銀濃度レベルの把握とその変動要因の解明に関する研究を推進する。水銀の環境モニタリングと生体影響評価の連携を図りつつ、環境中濃度と生体内濃度の関連性を明らかにし、水俣条約実施等の環境施策に資する科学的知見の蓄積を図る。

今年度の研究概要

水産資源に富む北太平洋亜寒帯域及びベーリング海の海水、並びに硫化物含量の高い東京湾底質を対象として、メチル水銀の定量精度の向上及び濃度レベルの把握を図る。得られた分析値に基づき、濃度変動要因の解明及びメチル水銀生成量の長期的変動を解析するとともに、環境要因の変化のうち気候内部変動が全球水銀循環に及ぼす影響を解析し、その成果を取りまとめる。また、国際貿易を考慮した曝露予測手法の高度化を図るほか、母乳中水銀及び耳朶血による水銀曝露評価に関する成果を取りまとめるとともに、毛髪における水銀レベルの長期変遷を明らかにするための分析手法の構築を図る。

外部との連携

東北大学・東海学園大学・国立水俣病総合研究センター

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