琵琶湖水環境の可視化とリスク評価に向けた新たなアプローチ(令和 8年度)
Novel approaches to visualization and risk assessment of the water environment of Lake Biwa

研究課題コード
2626MA002
開始/終了年度
2026~2026年
キーワード(日本語)
臭気物質,リン,溶存メタン,数値シミュレーション
キーワード(英語)
earthy-musty odor compounds,phosphorus,dissolved methane,numerical simulation

課題代表者

霜鳥 孝一

  • 地域環境保全領域
    琵琶湖分室(地域)
  • 主任研究員

担当者

研究概要

近年、琵琶湖では水質改善が進む一方、生態系の変調や気候変動に伴う新たな環境リスクが顕在化している。本研究は、カビ臭、リン循環、脱窒機能、流域由来メタン、湖水混合を対象に、先進的な分析・数値解析を用いて水質問題と生態系機能を可視化・評価し、琵琶湖の保全・管理・再生に資する科学的知見を提供する。

研究の性格

  • 主たるもの:技術開発・評価
  • 従たるもの:基礎科学研究

全体計画

令和8〜10年度の3年間で、琵琶湖と流域を対象に試料採取、分析法開発、観測、データ統合、数値解析を段階的に進める。カビ臭原因生物と発生機構、リン化合物の分布、湖岸帯の脱窒機能、河川からの溶存メタン流入、底層水塊の移流と混合層形成を調査する。R8年度に手法とモデルを整備し、R9年度に重点観測、可視化、影響解析を実施する。R10年度に成果を統合して環境リスクを評価し、行政や地域の意思決定に活用できる形で取りまとめる。

今年度の研究概要

湖水・底泥のカビ臭分析法と藻類環境DNA解析、脱窒機能の評価手法、底泥・懸濁物中リン化合物の分析法を検討・開発する。併せて流域の溶存メタンと土地利用を調査し、粒子追跡シミュレーション用の環境データ収集とモデル構築を進める。

外部との連携

滋賀県琵琶湖環境科学研究センター

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