NbS技術の開発(令和 8年度)Development of NbS technologies
- 研究課題コード
- 2630AA106
- 開始/終了年度
- 2026~2030年
- キーワード(日本語)
- 森林管理,湿地管理,草地管理,沿岸管理,水草海草管理
- キーワード(英語)
- forest management,wetland management,grassland management,coastal zone management,aquatic macrophyte management
課題代表者
高津 文人
- 地域環境保全領域
湖沼河川研究室 - 室長(研究)
- 理学博士
- 生物学,農学,林学
研究概要
自然を活用した解決策(Nature-based Solutions)のための技術を開発し、その有効性を科学的に検証する。検証過程では対象とする生態系のステークホルダーの理解と協力が不可欠であり、テーマ3「NbSの社会実装と拠点形成」と連携して進め、社会への実装過程での障壁や解消方法についてはテーマ2「NbS導入に関する社会制度設計と評価手法」からの成果のフィードバックを行う。具体的技術としては陸域NbS(サブテーマ1)、陸水域NbS(サブテーマ2)、内湾沿岸域NbS(サブテーマ3)の3つのパートに分かれて進める。
研究の性格
- 主たるもの:技術開発・評価
- 従たるもの:基礎科学研究
全体計画
3年目までに、陸域NbS、陸水域NbS、内湾沿岸域NbSの候補技術をその特性に応じて整理し、NbS技術として導入するための要件を明確化する。5年目までに要件が満たされた技術の実装事例を増やすとともに、実装時の問題点をフィードバックし、気候変動や人口減少といった深刻化する周辺要因に対し環境改善性能を発揮しつづける高いレジリエンスを有するNbS技術の改善を行う。
今年度の研究概要
陸域、陸水域、内湾沿岸域でのNbS技術についての文献レビューを進め、技術シーズの発展のさせ方、位置づけ、ステークホルダーへの説明に活かす。陸域NbSでは森林や草地管理を中心に、陸水域NbSでは水質管理や生物多様性保全を中心に、内湾沿岸域NbSでは内湾や沿岸エコトーンを対象に、技術シーズの整理や展開方向を見極め、技術を発展させるための基盤となる 有効性に関するデータと関連情報の収集を進める。
外部との連携
東京大学、石川県立大学、産業総合技術研究所、新潟市環境政策課、滋賀県琵琶湖環境部、福井県里山里海湖研究所