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山野 博哉 (やまの ひろや)

 Hiroya YAMANO, Ph.D.
 博士(理学)

国立環境研究所 生物・生態系環境研究センター
 センター長

〒305-8506 茨城県つくば市小野川16-2 

研究の概要

サンゴはサンゴ礁という地形を作り、人間を含む生物の生活基盤となるとても面白く重要な生き物です。サンゴ礁の、過去から現在、そして未来へかけての変遷に関する研究を進めています。

  • サンゴ礁と島の成り立ち

現在のサンゴ礁の景観は歴史の産物です。数千年前から現在にかけてのサンゴ礁と島の形成を地形や堆積物の解析によって明らかにし、人間の居住との関わりを考察します。

  • サンゴ分布の変化とその要因

サンゴ礁は現在急速に衰退しています。海と陸両方の影響を考えて、サンゴ分布の変化を引き起こす要因を明らかにし、対策を立案します。

  • モニタリングと将来予測

環境変化によるサンゴの生息場所や地形の変化のモニタリングと予測を行って、適応のための情報を提供します。

こうした研究には、広域観測やデータベース作成が必要となるため、リモートセンシングを用いたサンゴ礁や土地利用の観測技術の開発を同時に行っています。

専門分野/キーワード

自然地理学/環境変動、サンゴ礁、リモートセンシング

学術論文 (査読のあるもの)




お知らせ

山野室長が編集を担当したIsland Arc誌の特集号が出版されました。
 特集のウェブページはこちら(Island Arc誌ウェブサイト内)

Island Arc Vol.24 Issue 1, Pages i–ii, 1–72. March 2015.

Thematic section: Carbonate sedimentation on Pacific coral reefs.
Guest Editors: Hiroya Yamano and Yasufumi Iryu

以下の執筆に関わっています。
Preface
Hiroya Yamano and Yasufumi Iryu (2015) Carbonate sedimentation on Pacific coral reefs. Island Arc 24, 1–3

Thematic Article
Hiroya Yamano, Guy Cabioch, Bernard Pelletier, Christophe Chevillon, Hiroyuki Tachikawa, Jérôme Lefêvre and Patrick Marchesiello. (2015) Modern carbonate sedimentary facies on the outer shelf and slope around New Caledonia. Island Arc 24, 4–15

お知らせ

山野室長が編集を担当したGeomorphology誌の特集号が出版されました。
 特集のウェブページはこちら(Geomorphology誌ウェブサイト内)

Geomorphology Vol. 222, pages 1-162, Oct.1, 2014.

"Coral Reef Geomorphology"
Edited by Paul S. Kench, Hiroya Yamano, Christopher T. Perry and Scott G. Smithers

以下の2編の執筆に関わっています。
Yamano, H., Cabioch, G., Chevillon, C., and Join, J.-L. (2014) Late Holocene sea-level change and reef-island evolution in New Caledonia. Geomorphology. 222. 39-45.

Yasukochi, T., Kayanne, H., Yamaguchi, T., Yamano, H. (2014) Sedimentary facies and Holocene depositional processes of Laura Island, Majuro Atoll. Geomorphology. 222. 59-67.

その他代表5編

Hongo, C. and Yamano, H. (2013) Species-specific responses of corals to bleaching events on anthropogenically turbid reefs on Okinawa Island, Japan, over a 15-year period (1995-2009). PLoS ONE 8(4): e60952. doi:10.1371/journal.pone.0060952
(PLoS ONE誌ウェブサイト内) (2013年4月3日)

Yara, Y., Vogt, M., Fujii, M., Yamano, H., Hauri, C., Steinacher, M., Gruber, N., and Yamanaka, Y. (2012) Ocean acidification limits temperature-induced poleward expansion of coral habitats around Japan. Biogeosciences, 9, 4955-4968 (2013年1月9日)

Yamano, H., G. Cabioch, B. Pelletier, C. Chevillon, H. Tachikawa, J. Lefevre, P. Marchesiello. (in press) Modern carbonate sedimentary facies on the outer shelf and slope around New Caledonia. Island Arc.

Yamano, H., Sugihara, K., Watanabe, T., Shimamura, M., and Hyeong, K. (2012) Coral reefs at 34˚N, Japan: Exploring the end of environmental gradients. Geology, 40, 835-838.

Yamano, H., Sugihara, K., and Nomura, K. (2011) Rapid poleward range expansion of tropical reef corals in response to rising sea surface temperatures. Geophysical Research Letters, 38, L04601, doi:10.1029/2010GL046474.

研究プロジェクト

  • 現在取り組んでいる主なプロジェクト

● 文部科学省 気候変動リスク情報創生プログラム

「沿岸海洋生態系に対する気候変動の複合影響評価研究」(FY2012-2016) プログラムのページは こちら

  • これまでに実施したプロジェクト

● 環境省 環境総合推進費S9

アジア規模での生物多様性観測・評価・予測に関する総合研究 (FY2011-2015) プログラムのページは こちら

● 国立環境研究所 分野横断型提案研究

生物多様性と地域経済を考慮した亜熱帯島嶼環境保全策に関する研究(FY2013-2015)プログラムのページは こちら

● 地球環境保全試験研究費(地球一括計上)

「船舶観測による広域サンゴモニタリングに関する研究」 (FY2012-2014)  (2014年2月6日)

● 地球規模課題対応国際科学技術協力(SATREPS)

「海面上昇に対するツバル国の生態工学的維持」 (FY2008-2013)

● 三井物産環境基金

久米島応援プロジェクト(2009.9-2012.9) プログラムのページは こちら

その他の活動

● 日本全国みんなでつくるサンゴマップ

立ち上げから参加し、学術面からのサポートを行っています。詳しくはこちらのウェブサイトへ こちら

● 日本リモートセンシング学会 問題生態系計測研究会

2008年の立ち上げから参加し、幹事を務めています。詳しくはこちらのウェブサイトへ こちら

関連リンク

● 2015年9月28日 記事掲載「地球温暖化の事典」に書けなかったこと~サンゴの視点から生態系と人間社会とのかかわりを考える~」

地球環境研究センターニュース2015年9月号に山野センター長のインタビュー記事が掲載されました。詳しくは こちら

● 2015年8月 書籍「久米島の人と自然  小さな島の環境保全活動」が出版されました

山野センター長が編著者として携わった本が出版されました。詳しくは こちら(築地書館のホームページ内)

● 2015年6月2日 受賞「日本リモートセンシング学会論文賞」

山野センター長が共同執筆した下記の論文が平成26年度日本リモートセンシング学会論文賞に選定されました。
グラスボート搭載イメージング蛍光ライダーによるサンゴ観測,Journal of The Remote Sensing Society of Japan,33, 377-389,2013
概要は こちら

● 2015年4月 記事掲載「生物多様性・生態系保全とTrans-disciplinary」

地球環境研究センターニュース2015年4月号に山野センター長の記事が掲載されました。本文は こちら

● 2014年7月4日刊行 記事掲載「環境儀:サンゴ礁の過去・現在・未来~環境変化との関わりから保全へ~」

山野室長のサンゴ礁に関する研究活動について紹介しています。本文は こちら

● 2012年3月30日 地球温暖化と沿岸生態系の変化に関するワークショップ

開催報告は こちら

● 2011年1月 記事掲載"Coral marches to the poles"

NATURE Newsの記事 "Coral marches to the poles"に、山野研究員のチームの研究が紹介されました。本文はこちら

● 2011年1月21日 プレスリリース「海水温上昇にともなうサンゴ分布の北への急速な拡大について」

山野研究員の研究成果についてプレスリリースを行いました。 詳細はこちら
本研究では、近年の水温上昇に対応して日本の温帯域でサンゴ分布が北へと拡大している証拠を示し、その拡大速度が14km/年に達していることを明らかにしました。科学的にサンゴ北上を全国規模で検出したことは世界初です。

(上記リンク先の所属・職名は当時のものです。)

Last updated Jan. 16, 2017