適応策の効果を組み込んだ気候変動影響予測に関する研究(令和 8年度)Research on Climate Change Impact Projections Incorporating the Effects of Adaptation Measures
- 研究課題コード
- 2630AB117
- 開始/終了年度
- 2026~2030年
- キーワード(日本語)
- 適応,気候変動,影響
- キーワード(英語)
- adaptation,climate change,impact
課題代表者
花崎 直太
- 気候変動適応センター
気候変動影響評価研究室 - 室長(研究)
- 博士(工学)
- 土木工学
担当者
- 岡田 将誌気候変動適応センター
- 横畠 徳太地球システム領域
- 渡辺 泰士地球システム領域
- 高根 雄也気候変動適応センター
- 岡 和孝気候変動適応センター
- 真砂 佳史気候変動適応センター
- 大山 剛弘気候変動適応センター
- 高倉 潤也社会システム領域
- 小出 大気候変動適応センター
- 堀田 亘気候変動適応センター
- 高津 文人地域環境保全領域
- 土屋 健司地域環境保全領域
- 中田 聡史地域環境保全領域
- 角谷 拓生物多様性領域
- 今藤 夏子生物多様性領域
- 熊谷 直喜気候変動適応センター
- 阿部 博哉気候変動適応センター
- OKIRIA Emmanuel気候変動適応センター
- UMER Muhammad気候変動適応センター
- 井手 淨気候変動適応センター
- 三浦 尚之環境リスク・健康領域
- 多嶋 花帆気候変動適応センター
- HE Jinyu気候変動適応センター
研究概要
気候変動による影響が現れつつある中、今後のさらなる進行に備えて、影響を予測し、適切な適応策を計画・実施しなければならない。しかし、現在の気候変動影響予測には不確実性が大きく、具体的な適応策を検討できるほどまでに技術が高まっていない。そこで、適応策の効果を組み込んだ気候変動影響予測を実現するための包括的な研究を世界と日本を対象にして行う。
研究の性格
- 主たるもの:応用科学研究
- 従たるもの:基礎科学研究
全体計画
世界における研究では、世界を対象にした影響の予測と適応策の評価を行う。国際プロジェクトISIMIP(Inter Sectoral Impact Model Intercomparison Project)への参加を軸に、NIESで開発された世界を対象とした4つの影響モデル(水、農業生産性、陸域統合、都市)の高度化と気候変動適応への応用の研究を行う。2028年頃に刊行が見込まれるIPCC第7次評価報告書などへの貢献を目指す。
日本における研究では、国内の観測・実験・調査などを行い,気候変動影響のメカニズムや、適応策の効果を定量的に明らかにする。また、得られた知見を使って、適応策の効果を組み込んだ影響モデルを5つの分野(水資源、暑熱、陸域・湖沼・沿岸生態系)について開発し、最新の気候・社会経済シナリオを用いた影響予測を行う。2030年頃に刊行が見込まれる第4次影響評価報告書などへの貢献を目指す。
今年度の研究概要
2026年度
世界における研究では、ISIMIPプロジェクト第3フェーズが取りまとめに入っていることから、影響予測シミュレーションの結果の解析を行う。また、同プロジェクトの第4フェーズが年度内に開始される予定であることから、最新・万全の状態で新しいフェーズを迎えられるように準備する。
日本における研究では、第3次影響評価報告書が刊行されたばかりのタイミングであることから、新たな観測の開始、モデルの刷新など中長期的視点に立った研究に取り組む。